「肩こり」とは?「肩甲骨」の動きとは?

投稿日時:2017/10/24(火) 13:12

目次

①肩こりの仕組み
②肩こりに関係する「肩甲骨」と「肩甲骨はがし」
③「肩甲骨はがし」だけでは足りない!?「肩甲骨すべり」




 こんにちは。

猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」表参道店の鈴木です。

本日は前回に引き続き、「肩こり」についてです。

日本人にとって肩こりは、多くの方のお悩みの1つであり、国民病とも言えます。
特にデスクワーカーの方は、肩こりの症状を抱えていることが多いのではないでしょうか。


 では、そもそも肩こりとはどういった状態を指すのでしょうか。
早速見ていきましょう。


 

①肩こりの仕組み

 

 肩こりとは、肩や首の筋肉が何らかの原因により緊張状態となり、血行不良、ときには神経障害を起こし、種々の症状を引き起こしている状態を指します。

 
  


 例えば、頭は約スイカ1個分(6kg)の重さと言われています。

 この絵のように頭が前の方に前のめりになっていくことで頭の重さを支えるために肩や首に大きな負担がかかり「肩こり」につながっていることもあります。

 

ちなみに後ろから見るとこのような姿勢ですね。





 
 この状態は、先ほど説明したように頭の重さを支えるために肩や首が極度に緊張しやすい姿勢です。


 皆さんは、このような姿勢でお仕事などをしていませんか?


 筋肉は緊張状態になると硬くなり、それが血管や神経を圧迫し、肩や首の痛みや重だるさ、ときには頭痛などに繋がります。


 

 また、腕や手のしびれ、めまい、吐き気を催す場合もあります。


 上記の症状のように「肩こり」からどんどん体の不調が増えていく場合もあるのです。


 

 

 また、なぜ肩がこることによって痛みが出るのでしょうか。

 

 

これには、「ペイン・スパズム・サイクル(Pain-spasm cycle)」というものが関係しています。

 

 「ペイン・スパズム・サイクル(Pain-spasm cycle)」とは、【痛みを感じる→交感神経が優位になる(自律神経の中の1つ)→血管が収縮する&筋肉の緊張→血流が制限される→発痛物質の産生→痛み…】

という流れを指します。

 

 

 このようにグルグル痛みの中で回り続ける為、なかなか改善することが出来ないのです。

 

 

 肩こりの改善には、肩こりという「結果」に対してアプローチするのではなく、肩こりを作っている「原因」にアプローチすることが根本的な解決となります。

 

 肩こりの原因は呼吸や姿勢、内蔵やストレスなど様々考えられます。

そのためにも、あらゆる身体のチェック(評価)により、原因を特定していくことがとても重要となります。


 

 ライフスタイルや姿勢の改善、運動機能が向上しているのに全く症状の変わらない肩こりには、別の原因が潜んでいる可能性もあります。

 

 そういった場合には、医療機関などで詳しく検査を受けるなどの必要になるのです。

 



 

 ②肩こりに関係する「肩甲骨」と「肩甲骨はがし」



 肩こりの原因の1つとして「肩甲骨」というワードが取り上げられることがあります。



 皆さんは、TVや雑誌などで「肩甲骨」を取り上げた健康法を目にされますか?

 
 昨日も街を歩いていると、「肩甲骨×健康」という治療院のポスターを見かける機会も多くなったのではないでしょうか?

 

 そんな肩甲骨にフォーカスした健康法の中でも、代表的なのが「肩甲骨はがし」です。名前だけ聞くと少々怖いですが、目的は固まった肩甲骨を強制的に動かすことになります。

 



 長時間のデスクワークでは、手首から先の関節を動かすだけなので、肩周りは固まっていきます。

 

 

 肩甲骨は肩の関節を構成する骨になりますので、肩周りを使うことがなくなれば、当然動きが悪くなり固まってしまうのです。

 



 そのため強制的に肩甲骨を動かす「肩甲骨はがし」をすると、普段使っていなかった分「スッキリする」などの感覚があり、肩こりが軽減されるのではないでしょうか。

 


 

 
③「肩甲骨はがし」だけでは足りない!?「肩甲骨すべり」



 肩甲骨の大切さを知っていただいたところで、肩甲骨の動きで最も大事な「肩甲骨すべり」について説明いたします。

 

 まず、構造についてですが、肩甲骨は左右12本ずつある「肋骨(ろっこつ)」で囲まれた胸郭(きょうかく)と呼ばれる鳥かごのような構造の上にくっついています。

 

 この鳥かごのような構造である胸郭(きょうかく)の上を、まるでスケート選手のようにスルスル滑ることで肩甲骨は動いてくれます。

 

 

 仮に胸郭(きょうかく)の上を、肩甲骨が滑ってくれなければ、洗濯物を干す際に腕が上がらず腰が反りすぎてしまったりと、他の場所に影響が出ることもあります。


 

 

 ですが、「肩甲骨はがし」をして肩甲骨が胸郭(きょうかく)から離れすぎてしまえば、肩甲骨がスルスル滑ってくれず、結果として肩の動きは悪くなったり、逆に肩こりを引き起こしてしまうこともあります。

 


 何かをするにしても、1つのことをやりすぎは良くはないということですね。

 


 例えば、マッサージ店などでマッサージをして頂くと、一時的に固まった筋肉に柔軟性が生まれ肩がスッキリし楽にはなるかと思いますが、時が経てば戻ってしまいます。

 

 

 しかし、「肩甲骨すべり」が行われていれば、高いところにあるものを取る動作や、吊革につかまる動作などが、肩甲骨の柔軟性を出す動きに繋がるため、健康骨の周辺が固まること機会が減らす事が出来るのです。

 

 

 つまり、「肩甲骨はがし」だけでなく、「肩甲骨すべり」を身につければ、肩周りに起きる怪我や、肩こりのリスクを減らすことが出来ますので、詳しく知りたい方はスタッフまでお尋ね下さませ!

 

 

 「きゃっとばっく」では、猫背の改善はもちろん、つらい肩こりから解放されるようにサポートを続けておりますので、興味がある方は、ぜひご来館くださいませ♪

 

 

 今回も、最後までお読み頂きありがとうございました。
 

 

猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」

表参道店マネージャー鈴木孝佳