膝に痛みが出やすいのはなぜ?

投稿日時:2018/01/07(日) 20:30

膝の痛みを抱える方は意外とたくさんいます。

例えば、スポーツでの怪我や加齢による怪我など多く見られます。

この記事をお読みのあなたも、もしかすると膝の痛みを経験したことがあるのかもしれません。


では、なぜ膝の痛みは多くの方に起こるのでしょうか?

膝が元々怪我をしやすい脆い構造をしているからでしょうか?

はたまた、人間の動きに関係しているのでしょうか?


色々と原因は考えられるでしょうが、この記事では、2つの原因を挙げていきます。

 

目次

1.膝の関節構造はもともと弱い
2.膝は股関節と足関節の不備をカバーする


 

1.膝の関節構造はもともと弱い

実は、膝の関節構造は元々そこまで強くありません。

以前の記事で、膝関節の構造を見ていただきました。

もう一度確認してみましょう!





このように実は膝の骨、大腿骨(だいたいこつ=太ももの骨)と脛骨(けいこつ=すねの骨)は上に乗っかているだけです。

他の関節では、例えば、股関節は骨盤の中の寛骨(かんこつ)と呼ばれる部分に大腿骨の頭の部分がガッチリとハマっています。




※右脚 左写真:緑色の骨が大腿骨 右写真:凹みのある寛骨が受け止める



そういう意味で、股関節(こかんせつ)はとても安定性の高いしっかりとした骨なのです。

また、足関節(そっかんせつ=いわゆる足首のこと)も脛骨と腓骨(ひこつ)の間に距骨(きょこつ)と呼ばれる骨がハマっています。(股関節ほどの安定性はありません)




※右足:緑色のふとい骨が脛骨、左にある細い骨が腓骨、その間に挟まっているのが距骨


このように、他の関節と比べ、膝関節は骨が骨に載っかているだけであり、不安定な構造をしているのです。

このような理由で、もともと膝関節は関節上脆い構造をしているといえ、怪我をしやすいと考えられます。


 

☆ワンポイント☆

「じゃあ、なんで骨が倒れないの?」と思いますよね?

そこは、靭帯(じんたい)と呼ばれる骨と骨をつなぎとめる補強材が活躍します。

膝関節は靭帯やその他関節を安定させる構造物がたくさんついています。

また、膝の周りはたくさんの筋肉がついています。




※写真左:右膝を前から
※写真右:右膝を後ろから


そのことにより、骨の不安定性を補っています。

現に、膝は一方向にしか動きませんよね?曲げるか伸ばすかの道しかありません。

骨が骨に乗っているだけなら、自在に360度動けそうですが実際はそうでないのです。

これは全て、靭帯や筋肉などの構造物により動きを制限しているのです。

靭帯や筋肉は大活躍ですね!

しかし、その分、靭帯や筋肉にかかる負担は大きいといえます。

そのため、一度、靭帯を怪我すると膝がなんかグラグラするといった”不安感”を覚えやすくなり、違和感や痛み、姿勢の崩れなどに繋がったりもします。


 

2.膝は股関節と足関節の不備をカバーする

膝は股関節と足関節の間に挟まれています。

このことから膝は中継関節と呼ばれます。

股関節と足関節を繋いでおり、股関節の動きを足関節に、足関節の動きを股関節に引き継いるのですね。

野球の中継プレーのようなものです。

ここで、なぜ膝に痛みが出やすいことと関係するかといいますと、膝は股関節や足関節の動きの不備をカバーするという働きを持っているからです。

間に挟まれている分、どちらかの動きの低下をカバーしてくれるのですね!

実は、足関節と股関節は関節の動きの範囲がとても大きい関節です。

試しに足首をぐるっと回してみて下さい。大きく円が描けますね。

また、股関節も回してみて下さい。

こちらも大きく動かせるはずです。

では、膝をグルッと回してみて下さい。

いかがでしょうか?

回らないはずです。

回った方は少しマズイです。(笑)

このグルッと回る足関節と股関節は実は、動きが失われやすい関節なのです。

理由としては、怪我や姿勢不良などです。

足首の捻挫などは多くの方が経験したことがあるのではないでしょうか?

実は、足関節や足に関わる怪我の発生率は身体の中でもトップです。

そのため、足の怪我が膝に影響し、またそれが股関節や腰にも関わるという流れもあるのです。

昔は足首を挫いたからと言ってなかなか病院には行かなかったと思いますが、実は身体へ大きな影響を残します。
たかが捻挫と考えず、足をくじいた際はしっかりとみてもらってくださいね!


 

まとめ

今回の記事では、膝にどうして痛みを抱えやすいのかを解説していきました。

膝に痛みを抱えやすいのは、膝の元々の構造の理由とお隣の関節の問題が関わっています。

その他にも、姿勢からの影響も考えられます。

背中が丸まると、膝は自然と曲がってしまい曲げた状態での歩行はかなりのストレスを膝に与えます。



背中の丸まった高齢者が膝を痛めている確率が高く、関節が変形していることも無関係ではありません。

膝は靭帯などの骨ではない構造物によって安定性を確保していますので、膝の怪我は安定性を失いやすく、その後の膝の状態にも大きく影響します。

“膝の怪我が更に膝の怪我を呼ぶ”と言えるかもしれません。

膝の痛みがある方は、その不安定性を出来る限り取り去るように運動を行うことが大切となります。

膝の痛みがあってお悩みの方は、一度ご相談下さいませ。


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