猫背と柔軟性 ~柔軟性ってなに?~
投稿日時:2018/03/04(日) 14:08
猫背と柔軟性 ~柔軟性ってなに?~
柔軟性について猫背姿勢と絡めて解説していきます。
・柔軟性とは?
・関節可動域
・柔軟性とモビリティ
・関節可動域制限因子
・猫背姿勢と柔軟性
硬くなっている筋肉を伸ばすときにストレッチをするかと思いますが、そもそも柔軟性とはなにか。についてお話ししていきましょう。
柔軟性というと「からだの柔らかさ」をみるように言われていますが、柔らかさとは抽象的な表現で、
どこが柔らかいのか、また筋肉の質の硬い、柔らかいなのか、または筋肉の伸び縮みのしやすさなど人によって様々な解釈になります。
柔軟性の定義は色々あり、
「関節の達成することのできる最大運動域」や
「一つの関節、あるいは一連の関節の可動範囲」
などと票させることが多く、柔軟性とは「関節の可動域」によって評価されるのが一般的になります。
関節可動域とは、各関節が運動を行う際の生理的に動かせる範囲になります。
各関節には参考可動域というものがあり、動かせる目安が決まっています。
その範囲をしっかりと動かせることが出来ていれば、柔軟性があるというかたちになります。
正確には、動かせる範囲の筋肉の伸長性は持っている状態です。
実際に可動域いっぱいに動かせるか否かは、別の要素も関わります。
例えば、筋肉Aは10cmの伸長性があるとG地点までいけるとします。
伸長性がかけていると、
筋肉Aは、5cmしか伸長性がないのでG地点までいけません。
筋肉Aは、10cmの伸長性はあるがG地点までいけません。
こちらは、柔軟性が無いわけではなく、コントロールができていない状態です。
この能力を「モビリティ」と言います。
上記の表にあるように、関節の可動域を制限する要素は多岐に渡ります。
痛みがあると、痛く無いように動かすことをしませんし、動かしたくても筋肉の伸長性がないと動かせません。
なので、関節可動域を改善するには、ストレッチだけでは不十分な時もあります。
猫背姿勢でずっといたりすると、筋肉の長さに変化がでてきて、伸長性が足りなくなっている筋肉があったり、
筋肉が伸びてしまってうまく力を発揮できなくなっている筋肉などがあります。
先に説明した「モビリティ」の①と②にこちらは当てはまります。
また、長く猫背姿勢で固まっていると、関節自体にも変化をきたし、関節の可動性がなくなっていることもあります。
こちらは③にあたります。
なので、猫背姿勢は体を動かすにはとっても不便な姿勢です。
きゃっとばっくではこれらの要素をストレッチやエクササイズを行うことよりに、姿勢や動きを改善しています。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
柔軟性について猫背姿勢と絡めて解説していきます。
・柔軟性とは?
・関節可動域
・柔軟性とモビリティ
・関節可動域制限因子
・猫背姿勢と柔軟性
柔軟性とは?
硬くなっている筋肉を伸ばすときにストレッチをするかと思いますが、そもそも柔軟性とはなにか。についてお話ししていきましょう。
柔軟性というと「からだの柔らかさ」をみるように言われていますが、柔らかさとは抽象的な表現で、
どこが柔らかいのか、また筋肉の質の硬い、柔らかいなのか、または筋肉の伸び縮みのしやすさなど人によって様々な解釈になります。
柔軟性の定義は色々あり、
「関節の達成することのできる最大運動域」や
「一つの関節、あるいは一連の関節の可動範囲」
などと票させることが多く、柔軟性とは「関節の可動域」によって評価されるのが一般的になります。
関節可動域
関節可動域とは、各関節が運動を行う際の生理的に動かせる範囲になります。
各関節には参考可動域というものがあり、動かせる目安が決まっています。
その範囲をしっかりと動かせることが出来ていれば、柔軟性があるというかたちになります。
正確には、動かせる範囲の筋肉の伸長性は持っている状態です。
実際に可動域いっぱいに動かせるか否かは、別の要素も関わります。
例えば、筋肉Aは10cmの伸長性があるとG地点までいけるとします。
伸長性がかけていると、
筋肉Aは、5cmしか伸長性がないのでG地点までいけません。
筋肉Aは、10cmの伸長性はあるがG地点までいけません。
こちらは、柔軟性が無いわけではなく、コントロールができていない状態です。
この能力を「モビリティ」と言います。
柔軟性とモビリティ
モビリティとは、「特定の条件や状況下において、目的とする動きを行う能力」のことを言います。
単純に柔軟性(フレキシビリティ)は個別の筋肉の伸長性があるかないかという問題ですが、
モビリティには、伸長性や可動性だけでなく関節の構造上の問題や運動の制御(コントロール)も問題も含みます。
先の例でいうと、10cmの伸長性はあるにも関わらず、G地点まで動かせない状態です。
ここで重要になるのは、関節の可動性が高いだけではなく、動作をコントロールする能力です。
また、モビリティに影響を与える要因は大きく3つあります。
①モーターコントロール
運動をどのようにコントロールするか
②組織の伸長性不全
筋肉などの柔らかさ
③関節の可動性不全
関節がスムーズに動くかどうか
②の組織の伸長性不全を改善するためには、筋肉を伸ばしてあげることが必要になるので、ストレッチが重要になります。
次にそもそも、関節の可動域を制限してしまう原因は何かをご紹介します。
関節可動域制限因子
関節可動域制限因子の種類 |
①痛み |
②皮膚の癒着や可動性(伸張性)の低下 |
③関節包の癒着や短縮 |
④筋・腱の短縮および 筋膜の癒着 |
⑤筋緊張の増加 (筋スパズム) |
⑥関節内運動の障害 |
⑦腫脹・浮腫 |
⑧骨の衝突 |
上記の表にあるように、関節の可動域を制限する要素は多岐に渡ります。
痛みがあると、痛く無いように動かすことをしませんし、動かしたくても筋肉の伸長性がないと動かせません。
なので、関節可動域を改善するには、ストレッチだけでは不十分な時もあります。
猫背姿勢と柔軟性
猫背姿勢でずっといたりすると、筋肉の長さに変化がでてきて、伸長性が足りなくなっている筋肉があったり、
筋肉が伸びてしまってうまく力を発揮できなくなっている筋肉などがあります。
先に説明した「モビリティ」の①と②にこちらは当てはまります。
また、長く猫背姿勢で固まっていると、関節自体にも変化をきたし、関節の可動性がなくなっていることもあります。
こちらは③にあたります。
なので、猫背姿勢は体を動かすにはとっても不便な姿勢です。
きゃっとばっくではこれらの要素をストレッチやエクササイズを行うことよりに、姿勢や動きを改善しています。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。