【猫背矯正と四十肩】身体のねじれと肩の動き

投稿日時:2018/03/08(木) 20:30

「身体は繋がっている」そんなお話を聞いたことがあるかもしれません。

 

凄腕の整体師さんが、痛む場所とは遠く離れた場所を触ったら、痛みが消えた!など、体験したことがある方もいらっしゃれば、耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。


身体の神秘を感じずにはいれませんね。


これは、実は身体の繋がりを利用しています。


身体の繋がりと言いましても、神経的な繋がりや骨的な繋がり、筋肉的な繋がりなど様々あります。


上記の中で今回ご紹介したいのは、「骨的な繋がり」です。

 

目次




ひとつ実験をしてみましょう。



体感してみましょう!



足を閉じて立っていただき、右足を外に寝かせます。


ちょうど足を挫いた格好です。


この状態で、胸の前で腕をクロスし、身体を左にねじってみてください。






行けるところまでねじったら、今度はその状態から足を元に戻します。


その状態からねじってみてください。






さらに身体がねじれませんか?これが身体の繋がりです。



 
足のちょっとした動きが身体のねじりやすさに影響しているのです。



では、お次は肩で実験をしてみましょう。


先ほどと同じく、足を閉じて立ちます。


骨盤を右に向けます。


顔は正面に向いたままです。


その状態でバンザイをします。




左肩が上がりにくくありませんか?もしくは違和感や痛みがある方もいらっしゃるかもしれません。


これは、骨盤がゆがむことで、上半身もゆがみ、肩甲骨の位置もズレ、肩の動きに影響していることを示しています。


このように、身体の痛みは、結果的にその部分が痛んでいることが多く、本当の原因は遠いところにあるという事も、ままあるのです。


身体全体を見ていくことが大切になります。

 

以下では、まずは近くの肩甲骨(けんこうこつ)や胸郭(きょうかく)を見ていきます。




 

腕を支えている土台はどこ?



以前の記事で、「どちらの骨が基準になって動いているかを考えることが大切です」とお伝えしました。


腕の骨(以下、上腕骨)は肩甲骨にくっついています。


また、この際にもう1つ大切になることがあります。


それは、肩甲骨も他の骨と関節を構成しているという事です。


それは、胸郭(きょうかく)というものです。



 

腕を支えている土台、「胸郭」とは



胸郭とは、左右12本ずつの肋骨と12個の胸椎(胸の背骨)、1つの胸骨(胸の前にあるネクタイ型の骨)から成ります。





細かい話をしますと、この肩甲骨と胸郭は、構造上は関節ではありません。「関節」の定義からは外れます。





しかし、ここではそのお話は一旦脇においておきましょう。


とにかく、肩甲骨も胸郭と(機能的に)関節を構成しており、この場合もどちらを基準にして動くかという2つのパターンがあります。


このどちらの動きもとても大切で、一方が欠けても、スムーズな関節の動きはできないとされています。


肩甲骨はこの胸郭を土台にして存在しており、土台である胸郭の状態や形状に肩甲骨の動きは大きく左右されます。


よって、肩の痛み改善には、胸郭の状態を点検することも必要になってきます。


まとめますと、肩の痛みに対しては、上腕骨を支える肩甲骨、肩甲骨を支える胸郭の影響があり、そこから見つめなおすことを大切という事になります。




 

胸郭(きょうかく)と呼吸



肩の痛みをみる場合に、肩の土台である肩甲骨、さらには肩甲骨の土台である胸郭の動きを
考慮する必要があります。


胸郭とは、いわゆる肋骨で囲われているカゴを指しますが、この胸郭の役割は、大事な心臓や肺を保護するという役割の他に、「呼吸機能」にも関わります。



息を吸うと胸が拡がりますが、これは、胸郭と
いうカゴが拡がっているわけです。


吐くときはこの逆です。


普段の呼吸の仕方によって、胸郭のカゴの形状は変わります。


正しい呼吸は、より良い胸郭をつくり、肩甲骨に安定した土台を提供します。


その結果、肩の動きはよりスムーズなものになると考えられます。




 

正しい呼吸とは



では、正しい呼吸とはどういったものでしょうか。
 

まず呼吸は、呼気(吐く)と吸気(吸う)で成り立っています。



安静時では1分間に約12回~20回の呼吸をします。平均すると16回。


16回×60分×24時間=1日に23,040回の呼吸をします。


息を吸った際に、自然とお腹と胸郭が前方、後方、側方に拡がるのが理想的です。


そして、呼吸において問題が起きやすいのは、吸気時です。


なぜなら、安静時呼吸(頑張らない通常の呼吸)において、吸気時には、筋肉の活動を必要としますが、呼気時には筋肉の活動は必要がないからです。


よって、筋肉の活動が絡む吸気時に問題が生じやすくなります。


呼気時に筋肉の活動を必要としない理由は、肺や肋骨は常に萎む方向へ活動をするからです。


肺は常に陰圧であり、筋肉の活動によりさらに陰圧になり 、外界から空気が肺へ入ってきます。逆に吐き出すときには、肺や肋骨の萎もうとする作用により勝手に元の形状へ戻っていきます。


吸気のお話しに戻りますが、安静時呼吸において、吸気には主に3つの筋肉が働きます。


そのなかで、「横隔膜(おうかくまく)」は吸気の70~80%の活動を担っており、横隔膜の活動低下は安静時呼吸では活動をしない首の筋肉や腰の筋肉にも負担をかけます。













正しい呼吸は、胸郭の状態を望ましい状態にします。



その結果、肩のより良い動きに繋がると考えられ、痛みの改善に繋がります。


肩の痛みをみる際に、呼吸をチェックしてみてはいかがでしょうか。



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