肩甲骨ってどんな骨?

投稿日時:2018/04/19(木) 17:16

「肩甲骨(けんこうこつ)」という骨をご存知でしょうか?

雑誌やTVなどで「肩甲骨」を取り扱うことが多くなったので、知らない方のほうが少ないかもしれませんね!

・肩甲骨ダイエット
・肩甲骨美人
・肩甲骨はがし

などなど・・・

肩甲骨に関する情報が多く存在する中で、「肩甲骨」を使ったトレーニングやマッサージなど、「やり方」に関する知識は多くなるものの、そもそも肩甲骨とは、「どのような骨で、どのような役割を持つのか?」といった根本となる所が抜け落ちやすくなるように感じます。

肩甲骨という骨をおさらいしつつ、猫背と肩甲骨の関係性などについてもお伝えできればと思いますので、ご興味がある方はお読み進めくださいませ!

目次


肩甲骨とは?
肩甲骨と肩の関節
肩甲骨は特殊な関節?
まとめ


肩甲骨とは?



まずは肩甲骨についておさらいしていきましょう!

肩甲骨とは背中に付いている三角形の形をした骨になります。





このように左と右に付いており、肩を動かす上でとても重要な骨だと言えます。

肩甲骨はとても薄く、よく観察すると複雑な形をしています。







このような出っ張りや窪んでいる場所が沢山あり、20個近い筋肉が肩甲骨には付着します。

また、場所によってはとても薄くなっているため、転倒や事故など直接的に衝撃を受けると折れてしまうこともあります。

横から見た時は、肋骨の形状に合わせてアーチがあるのも特徴となります。






「天使の羽」などで肩甲骨のラインが見えたほうが「美」という観点からは良いのかもしれませんが、本来は肋骨の丸みに合わせて肩甲骨が「ピタッ」とくっついてくれた方が、機能的であるため、身体の事を思えば良いのです。


肩甲骨と肩の関節



皆さんは「肩関節はどこ?」と言われた時、どこの部分を指差しますか?

実は肩の関節は沢山存在し、いくつもの関節が合わさり「肩関節」となるため、
1つではないのです。

そのうち、肩甲骨が他の骨と連結し関節となるのは2つになります。

1つ目が「肩甲上腕関節(けんこうじょうわんかんせつ)」という関節になります。

これは一般的な「肩の関節」のイメージに近いのかなと・・・


実は「肩関節(かたかんせつ)」とは5個の関節を合わせて肩関節と考えるので、
「ここが肩関節です」というよりかは、「ここらへんが肩関節です」となるのです。


2つ目が「肩鎖関節(けんさかんせつ)」という関節になります。

関節の名前はとてもわかり易く、2つの骨の頭文字を1つずつ取り、〇〇関節となることが多いので、肩鎖関節の場合は「肩甲骨」と「鎖骨(さこつ)」の頭文字をとった関節になるのです。

この肩鎖関節も「肩関節」の一部になります。

肩甲骨は特殊な関節?



肩甲骨は2つの骨と連結するとお伝えしました。

1つ目が「肩甲上腕関節」で腕の骨と連結します。

2つ目が「肩鎖関節」で鎖骨と連結し関節を作ります。


ん、ちょっとまって下さい・・・


「背中で沢山の肋骨と繋がっていますよね?」と思った方も多いのではないでしょうか!

実はこの肋骨と肩甲骨が一致する部分は、間にいくつもの筋肉が隙間を埋めるかのように存在するため、骨と骨の連結はないのです。

これを専門的な言葉を使うと「機能的関節(きのうてきかんせつ)」と言います。

どのような意味かと言いますと、「一般的な関節構造ではないが、働きとしては関節の役割になっています」のような意味合いになります。

つまり肩甲骨は機能的な関節であるため、骨と骨が連結をしていない分、よく動くことが出来る、ちょっと特殊な関節だということになります。

なので、肩甲骨に問題が発生すれば、肩の関節の動きが制限され、腕が上がらないなどの問題も起きやすくなるのです。

まとめ



肩に起きる症状は沢山あります。

・肩こり
・四十肩、五十肩
・インピンジメント症候群

などなど・・・

肩甲骨という骨の働きが機能的でなくなるとどうなるのでしょう?

腕や肩は動かしづらくなり、姿勢が悪くなったり、
上記のような症状が起きやすくなるかもしれません。

美しく肩甲骨のラインを作りながらも、機能的でありたいものですね!


最後までお読み頂きありがとうございました!