股関節の外転と内転

投稿日時:2016/12/21(水) 17:30

猫背とストレートネック㉕ ~股関節の外転と内転~

 

猫背というものを分類していくと、

 

骨盤が前側にスライドしている骨盤スライド型の猫背や、

 

骨盤が後ろに傾く後傾型の腰カチカチ型の猫背などいくつかに分類することが出来ます。

 

いくつかの猫背を分類しても、ほとんどの方に共通して言えるのは

 

骨盤が正しいポジションに無いという事です。

 

股関節が正しいポジションに無ければ、当然ながら股関節周りの筋肉は

 

固くなったり、緩んでしまったりと正常に働かなくなってしまいます。

 

これは筋肉の性質上の問題で、

 

正常に筋肉が力を発揮するためには正しい「筋長」が必要という事が由来になります。

 

つまり筋肉が力を100%発揮するための最適な筋肉の長さが決められているという事になります。

 

骨盤の動きが悪いのは、骨盤が歪み筋肉の動きが悪くなったことで更に骨盤を歪ませ、

悪循環に陥ってる可能性があります。

 

人間の身体は骨が積みあがってできた積み木の様な構造です。

 

より下の積み木(骨)がずれて積みあがっていけば、積み上げ方もずらさなくてはなりません。

 

骨盤を正常に保つことが出来なければ背骨はずれていき、

 

最終的には猫背を作っていきます。

 

猫背により背中が丸まれば、首を前方に出しバランスをとることが必要になります。

 

すると首の背骨を生理的な弯曲が無くなり、真っすぐになっていくのです。

 

その状態こそがストレートネックになります。

 

「鶏が先か、卵が先か」ではないですが、

 

猫背やストレートネックになってしまう問題も、骨盤の歪みが先に起こっている

 

可能性がありますので、猫背の根本に当たる股関節の動きを今回も見ていきます。

 

 

股関節の「外転」と「内転」

 

 

股関節は「臼状関節」という関節に分類されます。

 

臼状というのは、おもちをつく時に使われる「臼」を表しており、

 

臼状の関節面に足の骨である大腿骨がはまっていることから名づけられました。

 

前回は股関節の「屈曲」と「伸展」という動かし方を見ていきましたが、

 

今回は「外転」と「内転」という動きです。

 

股関節の外転

201704261456_1.jpg

 

 

股関節の内転

201704261456_2.jpg

 

 

一見日常では行わない特殊な動きに感じられますが、

 

前回と同じく「歩行」という動きにも含まれる動きになります。

 

また股関節を外転させる筋肉と、内転させる筋肉のバランスが崩れれば、

 

片足で身体を支えることが困難になり歩行動作が崩れます。

 

モデルさんの様にお尻を左右に振りながら歩く方は、

 

股関節を外転させる筋肉の弱化が考えられるので注意が必要です。

 

土台である骨盤がグラグラの状態で歩けば、

 

更に猫背を助長させてしまいそうですね!

 

次回は股関節の「外旋」と「内旋」という動きを見ていきます。

 

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