胸郭出口症候群と猫背の関係

投稿日時:2018/07/07(土) 15:42

皆様、こんにちは。

今回は、「胸郭出口症候群」と猫背の関係性についてお話ししていきます。


目次


・胸郭出口症候群とは?
・胸郭出口症候群になりやすい方とは?
・胸郭出口症候群と猫背の関係性
・まとめ



胸郭出口症候群とは?


胸郭出口症候群とは、頸部から上肢にかけて疼痛やしびれや、だるさといった症状が発生する神経障害のことです。

肋鎖間隙、前・中斜角筋、烏口突起という骨や筋肉の間を通過している、腕神経叢や鎖骨下静脈が圧迫されることで上記のような症状が引き起こります。



胸郭出口症候群になりやすい方とは?



腕神経叢や鎖骨下静脈が通っているのが、筋肉と筋肉の間や骨と骨の間のため、この隙間が狭くなればなるほど、神経や静脈を圧迫し痺れやだるさが発生してしまいます。

一般的には、なで肩の方や重たい荷物を運ぶ方に多くみられる症例です。

なぜなで肩の方に起こってしまうかというと、鎖骨の高さが関係しています。

本来鎖骨というのは、内側から外側にかけて0度~5度程上に傾いています。







なで肩の方の場合、この角度が0度もしくは参考角度まで達していないため、なで肩の状態になっています。

そうなると、鎖骨の下を通っている神経や静脈を圧迫してしまいます。



猫背姿勢と胸郭出口症候群の関係性とは?



では、猫背と胸郭出口症候群の関係性についてお話ししていきます。

この症状は、筋肉が原因で起こってしまうこと考えられます。

呼吸と姿勢で考えてみましょう。

呼吸は1日、2万回します。

その呼吸がエラーしているとします。
エラーしている状態だと、首の筋肉を過剰に使います。
首の筋肉の1つに前斜角筋や中斜角筋があり、過剰に使い過ぎてしまうとその部分の隙間が狭くなってしまい、「腕神経叢」を圧迫してしまう可能性があります。


姿勢で例えるならば、肩内巻きの状態です。
肩内巻きになってしまう原因は様々ですが、デスクワークなどで胸の筋肉が硬くなってしまうと、小胸筋という筋肉が烏口突起という骨を前に引っ張ってしまい、烏口突起と肋骨の隙間が狭くなり、その間を通過している「鎖骨下静脈」を圧迫してしまう可能性があります。






上記のような影響により、手に痺れ・だるさが出てしまうのです。



まとめ



上記のような症状を起こさないためには、正しい姿勢でデスクワークを行うことや、仕事の合間に腕や胸周りのストレッチを行うことが重要になります。

姿勢が崩れてしまうことで、同時に呼吸も乱れてしまい首の筋肉に負担がかかり、症状を誘発してしまいますので、正しい姿勢でデスクワークをするようにしましょう。