腰痛について

投稿日時:2018/07/21(土) 12:29

目次


①「80%の人が一生に一度は腰痛を経験する」
② 3つの側面から見た腰痛
③ まとめ


 皆さん、こんにちは。

猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」表参道店マネジャーの鈴木です。

本日のお話しは腰痛についてです。

今回は、2回に渡りお届けします。

腰痛は単なる腰の痛みにあらず。

腰痛の概念が変わる!…かもしれません!  




 

①「80%の人が一生に一度は腰痛を経験する」


 

そのように言われるほど、腰痛はヒトに課せられた宿命であると言えます。

腰痛は期間的な区分けで、ぎっくり腰などの「急性」のものと、何ヶ月も何年も腰が痛いという「慢性」との2つがあります。

多くの方を悩ませているのが、慢性腰痛です。
 

「長く腰痛と付き合っている」という方を、これまでの十数年のトレーナー活動の中で多くみてきました。

 

そして、私自身、腰痛改善において頭を悩ませてきました。

それは、同様の機序に思える腰痛も同じ対処で改善しきれないという事案に出会うからです。

近年、腰痛の研究は進んでおり、機械的なストレスが引き起こしているのではないということが明白になっています。(腰痛に限らず

そこで、本日は腰痛に関する情報をお伝えしようと思います。


 



 

②3つの側面から見た腰痛



 

腰痛を3つの側面からみていくことが改善に置いて重要です。

  1. 情動的側面

  2. 認知的側面

  3. 社会的側面

1.情動的側面
 

そもそも痛みは、脳で作られています。

腰が痛くとも、脳でそれを感じ取れなければ「痛み」ではありません。

これはとても重要な事実です。

腰が痛い場合、腰の関節、筋肉などのセンサーから(背骨を経由して)脳へ向けて、痛みの情報を伝達しようとします。

このとき、そのまま痛みの情報が脳へ行くわけではありません。

脳から痛みを緩和する働きが起こり、背骨(脊髄)で腰からの痛み情報を制御します。

この働きには、「ドーパミン」と呼ばれるホルモンの活性が関わっています。

(※ドーパミンは、快の感情、意欲、学習に関与する)


 

慢性腰痛者ではこの働きが不十分であるとされています。

ではどうすれば良いか。

 

自ら主体的に活動し、目標を設定、達成に向けて生活するといった行動を取ることがドーパミンを促します。(目標指向的)

つまり、ハリのある意欲的な生活をしましょう!ということですね

スポーツ選手は痛みに強いと言われたりしますが、その一面に、日頃からスモールゴールを設定するなどして課題に克服に挑んでいるからと言えますね。
 

2.認知的側面

 

脳の中には身体に関する地図があります。

ちょうど脳天のあたり、頭頂葉(とうちょうよう)という部分がそれに当たります。

 

この地図が鮮明で正確なほど、自分の身体を正しく認識でき、動かすことが出来ます。
 

もちろん正しい姿勢とも関連します。

 

さらに、実際の身体と脳内地図がズレればズレるほど痛みを感じやすいということが分かっています。

この地図の不鮮明、縮小化は、不動(動かさないこと)によって起こります。

 

例えば、腰痛になると、痛みが出て庇った動きになりますよね?

腰を反るのが痛ければ、反ることを避けます。そうすると動かさない範囲が出現します。


 

「不使用」ともいいますが、センサーが鈍くなり、脳への情報が乏しくなります。

動かしていなかった範囲に対して、運動などで刺激を加えることで痛みを改善することが出来ます。

 

つまり、慢性腰痛の場合は、どんどん運動しましょう!*ということです。

「普段どのくらい歩きますか?」と聞かれたことのあるお客様もいらっしゃると思いますが、実はこれは認知的側面へのアプローチなのです。

※腰に明確な問題がある場合は、まずはお医者さんの指示を仰いでくださいね。

3.社会的側面

 

面白い実験があります。

コンピュータ上のゲームでキャッチボールをしています。

ボールが自分に回ってくる場合(輪に加われている時)と、ボールが回ってこない場合を用意します。

 

後者は、いわゆる仲間はずれの状態です。

社会的排斥感を与えられることで、この場合、脳のある部分が活動痛みを感じやすくなるとされています。



 

その他にも、

・温熱刺激を加えている際に、恋人の顔写真を見るだけで主観的痛みが低下した

・既婚女性が夫に手を握られることで痛みに関する脳領域の活動が軽減した

という報告もあります。



 

これらから言えることは、社会的ストレスを感じている者ほど、痛みに対する閾値が低く痛みを感じやすいということであり、社会的関係性を保つということが重要であるということです。



 

現代の生活は、バーチャルの世界でコミュニティを形成することが増えており、リアルな関係性というのが希薄しています。
 

間違いなく今後はさらに加速するでしょう。



 

しかし、世界が便利になろうとも、人間の身体がそれに追いつくことは簡単ではありません。



 

③まとめ


 

腰痛は単なる腰の痛みではありません。

様々な要素が絡みあい、痛みをつくっています。

意外なことで、腰痛が改善することも少なくありません。

現在腰痛を抱えている方は、ぜひこの3つの側面から振り返ってみてくださいね。

最後に、、

ヒトが健康(身体的、精神的、社会的)でいるためには、リアルな関係性がやはり重要です。

 

便利な世界だからこそ、自分の身体でどこかへ行き、人に会い、体験することで、多くの刺激を得ることが大切す。

それがあなたの健康をこれからも守ります。
 

皆様の健康の一助になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」表参道店マネジャー

鈴木孝佳

店舗紹介

神楽坂店 more

〒162-0825 
東京都新宿区神楽坂2-12 エンドウビル1F
TEL:03-6228-1946

表参道店 more

〒150-0001 
東京都渋谷区神宮前5-3-16カサデルレイ表参道E棟
TEL:03-6427-9974

横浜店 more

〒221-0834 
神奈川県横浜市神奈川区台町7-11ロンタンハウス1F
TEL:045-298-6380
取材問い合わせ