猫背と腰痛 ~足首の硬さと猫背が腰痛の原因に~

投稿日時:2018/08/06(月) 00:49


「なかなかしゃがむことができない。」

このようなお悩みをお持ちの方は多くいらっしゃると思います。

特に男性の方。

私自身も、中学・高校で毎日運動していた頃は足首が硬いのなんの…

足首の硬さのせいか、少なからず捻挫の経験があります。

実は、足首の硬さが猫背に繋がり、はたまた腰痛の原因ともなり得るのです。


目次


・足首とは?
・足首についている筋肉
・足首の筋肉が硬くなる理由
・足首の筋肉の硬さと猫背と腰痛
・足首の硬さ改善エクササイズ
・まとめ

・足首とは?


「足首」と聞いて真っ先に思い浮かべるのが「アキレス腱」ではないでしょうか?

幼少期の頃からこのアキレス腱のストレッチを行った方は多いと思いますが、そもそもアキレス腱ってどこについているの?というお話になりますよね。

まずは、足首に関与する骨の名前から覚えていきましょう。

まずは、踵骨(しょうこつ)と呼ばれる、かかとの骨になります。




この踵骨にアキレス腱がくっついており、効率よく歩いたり走ったりするために役立ちます。

踵骨の上に乗っかっているのが距骨(きょこつ)と言われる台形型の骨です。



聞きなれない名前ですが、足首の曲げやすさ、柔らかさに関係してきますのでひとまず覚えておきましょう。

その距骨の上に乗っかっているのが脛骨(けいこつ)と腓骨(ひこつ)です。



一度は「弁慶の泣き所」をぶつけたことがあるのではないでしょうか?

まさに脛骨のことであり、これも足首の動きに関係してきます。

脛骨は足の内側、腓骨は足の外側についていますので、上記の写真は左足となります。

踵骨、距骨、脛骨、腓骨。

これら4つの骨をまずは押さえておきましょう。


足首についている筋肉




上記4つの骨付近にくっついている筋肉をうまく使うことによって、効率の良い歩行が行われます。

まず代表的なものがアキレス腱です。



筋肉は通常、伸び縮みする能力にたけていますが、腱につきましては伸び縮みがあまりできない組織になります。

アキレス腱はもちろん、筋肉ではありませんので、この部分の柔軟性はつけにくいのです。

重要なポイントとして、アキレス腱には「腓腹筋(ひふくきん)」と言われる筋肉が一緒にくっついていますので、腓腹筋が硬くなることでアキレス腱が硬くなり、アキレス腱が硬くなることで腓腹筋が硬くなる可能性があります。



腓腹筋及びアキレス腱が硬くなることによって、足首が硬くなり、つま先をスネの方へと向ける動作を行いにくくなります。

これはまさにしゃがむ動きと同じ動きになるのですが、腓腹筋やアキレス腱が硬い方はしゃがむ動きを行うことができないかもしれませんね。


足首が硬くなる理由




実際に腓腹筋やアキレス腱が硬くなり、足首が硬い状態になるのにはいくつかの理由が考えられます。

今回は2つばかりご紹介していきます。

まずは、女性に多い「ヒールを履く」ために硬くなっている可能性があります。

腓腹筋などのいわゆるふくらはぎの筋肉は、足先を蹴り出す動きを主な動きとして行います。

ヒールを履いている女性は常につま先で蹴り出す姿勢、状態を作り出していますので、その分だけ腓腹筋などが頑張って力を出し続けていることになります。

その分だけ筋肉(腓腹筋やアキレス腱)は硬くなり、つま先を蹴り出す姿勢になってしまいますので、反対側につま先を曲げるための柔軟性が損なわれる可能性があります。

ヒールではなく、ある程度クッション性のあるフラットなスニーカーの方がオススメです♪

さて、第2の理由としまして、「股関節が硬い」ことが原因でふくらはぎの筋肉が硬くなる可能性があります。

えっ、なんで?
と思われる方も多いのではないでしょうか。

人間の体は繋がっているのです!!

という事ですが、人間は「歩く」という動作を日常的に行います。

歩く際には、股関節と言われる足の骨や骨盤で構成される関節が主として動くことで、効率よく歩くことができるのです。

例えば、太ももの前側が硬くて、適切な範囲(可動域:かどういき)で股関節を動かすことができない場合には、代わりに他の筋肉がたくさん動く必要性が出てきます。

歩行の際の動きを考えてみますと、足を後ろに蹴り出す瞬間が必ずどこかでうまれます。

その際に、太ももの前側が硬いと後ろへ股関節を伸ばすことができませんので、代わりにふくらはぎの筋肉に頑張ってもらいながらつま先で蹴り出すことになりかねません。

ふくらはぎが頑張りすぎることで硬くなり、更にしゃがめなくなってしまうのです。


足首の筋肉の硬さと猫背と腰痛




さて、ヒールを履いている方、股関節が硬い方は腓腹筋などふくらはぎの筋肉が硬い可能性がありますが、双方ともに言えることは「反り腰」の姿勢になりやすい、ということです。

最も重要なポイントになりますが、ふくらはぎの筋肉が硬い→反り腰になる、という連鎖が起きることで、背中の上側はバランスを取るために丸まり、猫背になってしまうのです!!



足首の硬さがまさか猫背の原因…

さらには、腰が反った状態になりますので、それだけ腰の骨にはストレスを与えてしまいます。

ただでさえ、普段の姿勢で反り腰になっているのに、一歩歩くだけで体重の3~4倍もの力が加わってしまう歩行という動作を行うと、更に腰への負担は増加します。

足首の硬さが猫背や腰痛にまで発展してしまうのですね…

 

足首の硬さ改善エクササイズ




腰痛にならないためにも、普段からふくらはぎのストレッチを必ず行いましょう。

特に、ふくらはぎの筋肉は第2の心臓とも呼ばれ、心臓から送り出された血液を再び心臓へ戻すために重要な働きをします。

股関節の硬さやヒールのみではなく、デスクワークなどで長時間座っていることにより、ふくらはぎの筋肉が硬くなることも考えられますので、30分に1度立ってストレッチされるのがオススメです!!

『ふくらはぎのストレッチ』

【やり方】
・立った状態で壁から少し離れます。
・両手を壁についたまま右足を後ろに出し、右のかかとを地面に近づけるようにします。
・しっかりと右の膝を伸ばし、ふくらはぎ~アキレス腱にかけての伸びを感じます。
・気持ちよく伸びるところで30秒~1分間程キープして反対側も同様に行いましょう。


まとめ




たかが足首と思っていると、いつの間にか腰痛にまで発展するかもしれません。

普段からヒールを履いている、立っているだけでふくらはぎがよく疲れる、といった方は要注意です。

普段からしっかりとストレッチを行い、しっかり一歩を大きく踏み出して歩いてみてください!

少しの心がけで歩き方も姿勢も、そして、腰痛も改善に向かうかもしれません。

それでは、また次回もお楽しみにお待ちくださいませ!

 
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