猫背ってストレッチで治るの?ストレッチのメカニズムと猫背の矯正

投稿日時:2018/09/29(土) 17:48



前屈ができるようになりたい、開脚ができるようになりたい、体を柔らかくして姿勢を良くしたい。


様々なお悩みをお持ちであると思いますが、そんな時に思い浮かぶのが「ストレッチ」ですね。

実際に、体が硬いために猫背になっているのではないか、という事も間違ってはいません。

ただし、ストレッチをすれば体が柔らかくなるのか、というとそれは難しいかもしれません。

そもそもストレッチとは何なのか、ストレッチによって筋肉が柔らかくなるメカニズムと猫背の矯正についてお伝えしていこうと思います。


目次


・ストレッチとは?
・猫背の矯正にストレッチは必要か
・猫背矯正ストレッチエクササイズ
・まとめ



ストレッチとは




そもそも、ストレッチとは何なのでしょうか?

そして、ストレッチはなぜ行うでしょうか?

ストレッチで伸ばしていくのは筋肉だけではなく、筋肉からくっついている「腱」と呼ばれるものも伸ばしたりしているのです。

代表的なモノが「アキレス腱」と言われるふくらはぎにある腱になります。





これは、ふくらはぎの筋肉から踵の骨にかけてくっついているのです。

この他の筋肉も同様で、骨を動かすための筋肉は、腱というあまり伸び縮みのできないバンドとなって、骨にくっついています。

よって、ストレッチなどで筋肉を伸ばすことにより、「腱」と言われる組織も一緒に伸びます。

腱が伸びることにより、頑張って働いて硬くなっていた筋肉が頑張らなくて良くなり、働きを抑制してくれるのがストレッチのメカニズムになります。

細かくお話すると、腱が伸ばされることにより、腱の中にあるセンサーが伸びを感知します。

センサーが伸びを感知することにより、刺激を伝えるためのある神経線維(神経線維というものが集まることによって、神経になります)が全身に枝わかれして指令を出す脊髄というところに信号を送ります。

脊髄に信号が送られることにより、その筋肉を支配している神経が「あまり働くな!」と抑制の信号を出すことによって、その筋肉の緊張が緩和されて筋肉が柔らかくなる、というものがストレッチになります。



 

猫背の矯正にストレッチは必要か





さて、ストレッチのメカニズムについてお伝えしましたが、実際に猫背を矯正していく上でストレッチというものが必要になるのでしょうか?

結論からお話しますと、必要になる場合と必要でない場合のどちらも考えられます。

例えば、女性によく多い、腰が過剰に反っている「反り腰タイプ」の姿勢の場合。




腰が反るという事は、腰や背中周りにある筋肉がグッと硬くなって頑張っている状態になっています。





腰が反ることによって、代わりに背中の上側は過剰に頑張って丸まってバランス、姿勢を取るのですが、上が過剰に丸まるだけで頭の位置や肩の位置が前に行き、背中が丸まった「猫背」という姿勢になってしまいます。

つまり、腰や背中の筋肉が硬くなってしまっていることが原因で姿勢が崩れていますので、今まで固まっていた筋肉を柔らかく、動かしやすくなることは、猫背を矯正していく上で非常に重要です。

ここで筋肉を柔らかくするために主に使われるのがストレッチになりますね。

ただし、今までと同じ生活、同じ動きをして、同じ筋肉を過剰に使ってしまった場合、ストレッチをしていくら体を柔らかくしても、元の姿勢に戻ってしまうかもしれませんね。

つまり、ストレッチによって本来使ってほしくない筋肉を過剰に使えない状態(抑制と言います)にした後には、本来使うべき筋肉を使うことが猫背の矯正と、姿勢の安定化には重要という事になります。

ストレッチをして体を柔らかくすることは、本来使うべき筋肉を使うための準備のために行うことが主であるという事ですね!

ただし、そこまで筋肉が硬くなっていなくても、無意識的にその筋肉を使ってしまっている可能性があり、それによって姿勢が崩れている場合ももちろんあります。

その場合には、過剰に頑張っている筋肉と逆の動きをする筋肉を使って上げることで、過剰に使われている筋肉をあまり使いすぎないように抑制することができます。

上記の状態で動きを行うことができれば、ストレッチを必要とせずとも、本来使うべき筋肉を使って猫背を矯正することが可能になるのです。



猫背矯正ストレッチエクササイズ




それでは、猫背を作り出す筋肉を抑制して、実際に使ってほしい筋肉をうまく使うためのエクササイズをご紹介いたします。


【エクササイズ】
ベリーリフト

【目的】
過剰に使われている背中の筋肉を抑制して、姿勢を維持するために重要な腹筋を使う

【動画】
https://www.youtube.com/watch?v=2xY-a9b6hFM

【やり方】
①四つ這いになります
②つま先を立てて両手で地面を押しながら、背中を天井に近づけるように丸めます
③鼻から息を静かに吸い、背中の広がりを感じます
④口からできるだけ長く息を吐き出します
⑤①~④の呼吸を5回繰り返します

上記のエクササイズで使って頂きたいのは「腹筋」になります。


背中が硬すぎる方で丸まりにくい場合には、先に下記のエクササイズを実施してから上記の「ベリーリフト」を実践して頂けると改善しやすいです。

【エクササイズ】

フォースタンスストレッチ

【目的】背中の筋肉をストレッチして正しい呼吸の仕方を覚える=背中の反りを減少させる=猫背の矯正に繋がる

【動画】
https://www.youtube.com/watch?v=3dBxiuULZ3Y

【やり方】
①四つ這いになり、右手の前に左手をつきます
②左手が地面から離れないようにお尻を踵に近づけていき、左の脇腹の伸びを感じたらストップです
※脇腹付近の筋肉が背中の筋肉になります
③②の状態から背中を丸めて、できるだけ多めに長く息を吐き切りましょう
④息を吸う音が自分に聞こえないように息をゆっくり吸います
⑤脇腹をグーっと広げるように吸って、再度たくさん長く吐きます
3回ほど呼吸を繰り返して元の四つ這いに戻ります
⑦反対側も行いましょう


 

まとめ




猫背の矯正にはストレッチが必要な場合もあれば、必要ではない場合もあります。

case by caseではありますが、頑張りすぎている筋肉を抑制して、本来使いたい筋肉をうまく使って上げることで猫背の矯正が可能となります。

はたまた、抑制するために反対の働きをする筋肉をうまく使うことで、勝手に筋肉が抑制されることも十分にありえますので、まずはご自身の姿勢とどのような筋肉が硬くなっているのか、そして、どのような筋肉を使うと猫背が矯正できるのかを見ていくことが重要になります。


 
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