姿勢の仕組み

投稿日時:2018/10/02(火) 19:00

 前回は「姿勢矯正のウソ、ホント」ということで、巷で多く目や耳にする姿勢矯正法の是非について書かせて頂きました。

 では、なぜそれらの方法では持続的な効果が得られないと考えられるか?について、「姿勢の仕組み」という根本的な所から一緒に考えていきましょう。
 


 

「姿勢の仕組みについて」

  

いわゆる「姿勢」というのは、身体のどの部位によってコントロールをされているのか?というと、答えは「脳」になります。
 


 普通に立っている時や座っている時も、じつは完全に静止をしている訳では無く、常に細かく動き、脳からの指令によって全身を調整しながら、ヒトは姿勢を保っています。
 

 
そして、その姿勢の調整はどの様な仕組みによって成り立っているかというと、私たちの身体には「受容器(じゅようき)」という多くのセンサーが存在し、それらセンサーからの情報が知覚神経という神経を介して、脊髄や脳に集まり、脳は各センサーから集まった情報を統合して、「自らの身体が現在どうなっているのか?」を把握し、細かな調整を行っているのです。
 

 
例えば、身体の各センサーから得られた情報を統合すると「身体が左に傾いてます」となった場合、司令塔である脳から、傾いている側とは反対側にあたる右側の筋肉などに指令がいき、左側に倒れそうになる身体を右側に引っ張る力を発生させ、姿勢を保とうとする訳ですね。
 

 
それと同時に、目の動きの調整や自律神経といって、内臓や血管、腺などをコントロールする神経にも影響を及ぼします。分かりやすい例としては、転びそうになった時に、汗をかいたりしますよね。
 

 
では、身体にはどの様なセンサーがあり、それらのセンサーからどの様な情報を得ているのか?というと、分かりやすいものとして目などがあげられますが、目というセンサーからは視覚情報が得られます。
 

 
また、耳の奥にある前庭(ぜんてい)や半規管(はんきかん)と呼ばれるセンサーからは、身体の傾きや加速などを感知する前庭感覚。そして、皮膚や筋肉、関節などにも多くのセンサーが存在し、体性感覚(たいせいかんかく)という情報が得られます。
 

 
更には筋肉というと、どうしても力を発揮するエンジンの様なものというイメージが強いかと思いますが、それだけではなく、じつは受容器というセンサーとしての働きも兼ね備えているんですね。
 

 
そして、脳はこうした複数の情報を統合して、自らの身体の状態を把握し、無意識に姿勢のコントロールを行っているのです。
 


次回は、姿勢を保つ上で大切な身体の感覚や感覚器についてみていきましょう。


猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」
代表 小林俊夫
 


 
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