猫背の改善には肋骨周りのストレッチが必要?肋骨についている筋肉と姿勢

投稿日時:2018/10/07(日) 13:06


猫背という姿勢を考えた時に、皆さんはどの部分に着目しますか?

骨盤、背骨、肩、頭。

もちろんそれぞれであるとは思います。

前回までの記事で骨盤が重要というお話をしましたが、同時に大事な部分があります。

「肋骨」です。

肋骨の位置が変わってくることにより、姿勢というものも変わってきます。

この肋骨も、骨盤や背骨同様硬くなったり柔らかくなったりしますが、それは筋肉の硬さによって生まれるものです。

今回は、肋骨の柔軟性と猫背への影響についてお伝えしていきます。



目次


・肋骨とは
・正しい姿勢における肋骨の位置と筋肉
・肋骨の柔軟性向上、猫背矯正エクササイズ
・まとめ



肋骨とは





肋骨とは臓器などを守っている大きな鳥かごのようなものです。



硬い肋骨という骨の部分と、肋軟骨と言われる少し柔らかい骨から構成されています。

前方には胸骨(きょうこつ)と言われる支柱があり、その周りに肋骨がくっついているような状態です。



骨と言えども背骨などと同様、肋骨も動きます。

上下に動いたり、呼吸と一緒に開いたり閉じたりするのです。

そして、肋骨の後ろ側は背骨とセットになっています。



背骨の動きが変わってくると、肋骨の動きにも影響してきます。


 

正しい姿勢における肋骨の位置





さて、肋骨の構造につきましてはお話しましたが、実際に肋骨はどこに位置しているべきなのか?

肋骨を見ていく上で重要なポイントが3つほどあります。

①肋骨と骨盤の位置関係
②胸骨と骨盤(恥骨:ちこつ)の位置関係
③肋骨と背骨の位置関係

上記の3つのポイントを押さえておくことが、猫背を矯正していく上で非常に重要です。

まずは肋骨と骨盤の位置。

骨盤の位置につきましては、前回の記事をお読みくださいませ。
https://catback.homepagine.com/management/blog/blog_item_edit/?preview=t

さて、骨盤の位置が正しい位置にあった場合には、肋骨が骨盤とどのような位置関係になっているかを見ていくことが必要になります。

横から体を見た時に、骨盤の前側の出っ張り(ASIS:エーエスアイエスと言います)の部分と、肋骨の一番下にある部分の角が垂直上に揃ってくると、正しい肋骨の位置であると言えます。



肋骨は12個あるのですが、一番下と言っても囲っているものの一番下の部分であり、実際には10番目の肋骨になりますのでご注意くださいませ。



例えば、この肋骨が骨盤よりも前方に位置している場合。

これは、肋骨が前に飛び出ている証拠になります。

肋骨が前方に飛び出ていると、それにつられて背骨は反ってきます。



特に、腰の骨など下の背骨が反ってきますので、その分上にあります背骨の方は過剰に丸まろうとします。

肋骨が前に飛び出していることで、猫背を作ってしまっているのですね。

また、肋骨が前方に飛び出している場合、背骨と同様に肋骨は非常に硬くなっている可能性があります。

そして、肋骨を前方に飛び出させて、硬くしている原因の筋肉が「広背筋(こうはいきん)」と言われる筋肉です。



広背筋は骨盤から肋骨、肩甲骨、肩などに幅広くくっついている非常に大きな筋肉です。

広背筋は懸垂運動などでよく使われますが、普段の日常生活でずっと同じ姿勢でいたり、座っていると勝手に硬くなりやすい筋肉の一つです。

広背筋が硬くなる→背中や肋骨が硬くなって反ってくる→猫背になる、という流れを覚えておきしょう。

そして、②の骨盤と胸骨の位置です。

骨盤は左右に分かれているのですが、それを繋げている恥骨(ちこつ)という骨があります。

この恥骨が肋骨の位置と関係します。

正確には恥骨と胸骨という胸の骨の位置関係が非常に重要です。

胸骨の上側にはくぼみがあり、これを胸骨柄(きょうこつへい)と言います。



この胸骨柄と恥骨が垂直上に来る必要があります。



頭の位置が前に行っている方が頑張って頭の位置を後ろに引いてもどそうとした場合、そのまま胸骨柄が後ろへのけぞる形になり、同時に肋骨が前に飛び出したり、背中が反って猫背になってしまうことが大いに考えられます。

恥骨と胸骨の位置関係もしっかりと見ておきましょう。

最後に③肋骨と背骨の位置関係です。

上記①②に加えて、背骨と胸骨柄の位置が頭や肩の位置を決めてくる要因となります。

背骨に関しましては、胸椎(きょうつい)と言われる胸の背骨が重要で、合計12個存在しています。



この12個の内、上から3番目の胸椎が胸骨柄と平行になる必要があります。



胸骨柄の方が胸椎3番よりも下がっていれば、胸の背骨は丸まっていることになり、上がっていれば反りすぎている状態となります。

どちらも猫背を作り出す原因となってしまうのです。


①~③全てにおいて、まずは広背筋と言われる筋肉が肋骨の位置のカギを握っています。

まずは、頑張り屋さんの広背筋をストレッチして休ませてあげることが、猫背の矯正には非常に重要となってくるのです。


 

肋骨の柔軟性向上、猫背矯正ストレッチ




それでは、肋骨を硬くしてしまっている広背筋をストレッチして、猫背を矯正していくエクササイズをお伝えしていきます。


【エクササイズ】
フォースタンスストレッチ

【目的】
広背筋の抑制、肋骨を柔らかくする

【動画】
https://www.youtube.com/watch?v=3dBxiuULZ3Y

【やり方】
①四つ這いになり、右手の前に左手をつきます
②背中を丸めながらお尻を踵に近づけるように後ろへ引いていきます
③左脇の伸びを感じたらゆっくり呼吸しましょう
④反対側も行います



まとめ




広背筋が硬くなることで猫背を作り出してしまいます。

普段から座ったり、同じ姿勢をしている人は硬くなる可能性がありますので、定期的にストレッチして、伸ばしておくことが重要です。

1日1分でも行うことが猫背矯正の秘訣になります。

是非実践してみてくださいませ。

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内田菜大

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