猫背と肩甲骨  ~肩関節を安定させる構造とは~

投稿日時:2018/10/10(水) 20:06



肩関節の中でも、肩甲上腕関節(けんこうじょうわんかんせつ)は、肩甲骨の関節窩(かんせつか)と

上腕骨の上腕骨頭(じょうわんこっとう)で作られる関節で、安定性に欠けるため、多くの筋肉のサポートを

得ていますが、実は他にも安定性を得るための「仕組み」が肩甲上腕関節にはあります。





目次


・筋肉以外のサポートシステム
・関節唇
・関節包
・靭帯
・まとめ




筋肉以外のサポートシステム



本来、筋肉の役割は「関節を安定させる」よりも「関節を動かす」になります。


骨のみでは本来動く事はできず、骨と骨を繋ぐ筋肉が収縮することで、関節の距離が縮まり

身体が動くようになります。



では本来、関節を安定させるための体のシステムとは何なのでしょうか?


各関節よって関節の安定システムは異なりますが、代表的なものをご紹介します。



 

関節唇



関節唇(かんせつしん)と読みます。

関節唇は関節の受け皿に相当する関節窩(かんせつか)の周りに存在し、

関節面の深さを出す役目を担っています。




<青い輪っかの部分>




この輪っかのような構造物があるおかげで、上腕骨頭の関節窩への適合性が高くなり、

安定性が少しだけ向上します。




関節包



関節包(かんせつほう)と読みます。



関節包は関節を覆っている組織で、関節の中は滑液という液体で満たされています。





私たちは何回も肘の曲げ伸ばしをしても、骨と骨がぶつかり摩耗していかないのは、

滑液という潤滑剤が関節包の中に充満していて、滑りを良くしているからなのです。



また、関節包は組織としても強靭なため、関節面がずれない様にガードをする役割も担っています。


ちなみに「脱臼」をした場合、この関節包内での出来事となる事がほとんどですので、

関節構造が破綻しないように守る、最後の砦かもしれません。



靭帯



靭帯はこれまでの組織と比べても特別に強靭で、関節同士が間違った動きをしない様にしっかりと

ガードをしています。






関節が間違った方向へ動かない事が目的なので、伸縮性はあまりありません。


そのため、大きな力が関節に加われば断裂してしまうこともあります。



また、一度切れてしまった靭帯は自然にくっつくことは無いので、手術を行う必要があります。


一般的に多いのは足首の捻挫や膝の捻挫によって、靭帯が切れるケースが多いですね。



まとめ



肩関節の不安定性に対し、多くの組織がサポートすることで肩関節は安定性を得ています。

猫背のような不良姿勢が長く続けば、いくつかのサポートシステムは機能しなくなり、

不安定性を感じやすくなるでしょう。



まずは姿勢を改善することから体の機能を守るようにしていきましょう。



猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」
池田倫大

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