猫背と肩甲骨 ~胸郭出口症候群とは~

投稿日時:2018/10/10(水) 20:30



猫背による「見た目」を気にする方は多くても、猫背による「痛み」を理解している方は、

意外と少ないのではないでしょうか?



それは、猫背が「痛み」を引き起こす事もあれば、人によっては「痛み」を引き起こさない事もあるからかもしれません。


姿勢が悪くなることで起こる、胸郭出口症候群についてご紹介いたします。



目次


・猫背による「痛み」「痺れ」
・「胸郭出口症候群」になりやすい方
・神経と血管を圧迫するポイント
・簡単にできる改善エクササイズ
・まとめ


猫背による「痛み」「痺れ」



姿勢不良が続くと身体に異変は起きやすくなります。


その中でも代表的な症状が「胸郭出口症候群」という障害になります。


この症状は、姿勢が悪いことにより「神経」や「血管」の通り道が狭くなり、骨や筋肉で圧迫してしまう

ことで、「痺れ」や「痛み」や「冷え」を引き起こします。



皆さんも、正座をしていて足が痺れた経験をお持ちだと思いますが、その状態が慢性的に肩回りで

起こっていると考えると分かりやすいかもしれません。



「胸郭出口症候群」など障害は、症状が発症しないと「治そう」とは考えずらい為、

不良姿勢による弊害を理解しておく必要があります。



この記事を読み、心当たりがある方は普段の姿勢に注意を払うようにし、予防を心がけてみて下さい。



「胸郭出口症候群」になりやすい方



胸郭出口症候群になりやすい方にはいくつか特徴があります。


代表的な特徴は「なで肩」の女性です。


次項で紹介しますが、身体の構造上「神経」や「血管」を圧迫しやすいポイントがいくつかあり、

「なで肩」の方は、普通の方よりも圧迫をしやすい状態といえます。



また、デスクワークをする方は胸の筋肉や腕の筋肉が縮み硬くなりやすいため、胸郭出口症候群の

症状が現れやすくなります。




神経と血管を圧迫するポイント



神経や血管を圧迫するポイントを「狭窄部(きょうさくぶ)」と呼びます。


胸郭出口症候群で多い狭窄部は3つあります。



<斜角筋部>




前・中・後斜角筋と3つの斜角筋の間を、腕神経叢(わんしんけいそう)という首の神経と、

鎖骨下(さこつか)動脈・静脈という心臓からすぐに枝分かれした血管が通ります。



斜角筋は呼吸補助筋の仲間のため、横隔膜を使った呼吸が出来ていない方は、過剰に働かせてしまうため

神経や血管を圧迫させてしまう可能性があります。



また斜角筋は肋骨に付着を持ちますので、胸郭の歪みがあれば左右の首の神経と血管の通り道は絞扼され、

腕の片側だけに「痛み」や「痺れ」を引き起こすこともあります。



<肋鎖部>




鎖骨と第1肋骨の間を神経と血管が通過しますが、「なで肩」の方は鎖骨が通常の位置よりも

下がっているため狭窄しやすいのです。



<小胸筋部>





腕と肩甲骨を繋ぐ筋肉の1つになります。


肩を内側にひねるように働く筋肉の為、パソコンなどのデスクワーク時には常に縮こまってしまっている

可能性があり、硬くなってしまうことで神経や血管を圧迫させてしまうかもしれないのです。




簡単にできる予防法



呼吸が上手に出来ない事や、デスクワークなどで長時間同じ姿勢でいることが原因であるため、

ストレッチは効果的となります。



また、同じ姿勢でいることで身体を固くしている可能性があるので、1時間に1回は立ち上がり、

背伸びをするなどから始めてみることをおススメします。




まとめ



猫背姿勢は「見た目」だけでなく、身体に「痛み」を引き起こす可能性があります。


「身体が痛い」「腕や指が痺れる」「手先が冷たい」など胸郭出口症候群の症状は様々ですが、

症状を感じてからでは遅いため、普段の生活から予防する習慣を作っていきましょう。



最後までお読み頂き有難うございました。



猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」
池田倫大

 
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