呼吸は何を差しおいても最優先である

投稿日時:2018/10/19(金) 16:15


前回、呼吸のメカニズムについてお話をしていきました。

「そもそもなぜ息が体に入ってくるのだろう?」ということに対して、気圧差を利用しているという答えでしたね。

そして、その気圧差を作り出しているのが横隔膜ということもお伝えしました。

横隔膜が動くと、肋骨がそれに付随して動き、胸腔(きょうくう)と呼ばれる肋骨のかごの中の内圧が低下することで空気が流入してきます。



ちなみに、「お腹も膨らんでいるけれど、それも気圧差?どういう状態なの?」と疑問を持たれているあなたにお答え!

お腹が膨らむのは気圧とは別の理由で、横隔膜により内臓が圧迫された結果起きています。

お腹の中は内臓でいっぱい!に満たされています。

横隔膜という蓋がお腹へ下がってくることで、内蔵達は圧迫されます。

しかし、ぺたんこに潰れることはないので、ある程度のところで横方向へ圧が逃げます。

結果、お腹が前後左右に膨らんでいる状態となります。

さて、今回は、肋骨が動かなくなったらどうなる?ということについてお話します。


 

目次


肋骨がちゃんと動かないと息が吸いにくくなる


肋骨が動かなくなると、どうなるでしょうか。

空気が体に入ってくるメカニズムを覚えた今のあなたなら見当がつくかと思いますが、息が吸いにくくなります。

理由は、気圧差が生まれないからですね。

横隔膜が下がると、胸腔内の内圧は低下するので、一応空気は入ってきます。

しかし、本来であれば、そのあと肋骨がぐっと開いてくることで更に空気が流入してきます。

そのことでたくさんの空気を取り入れることが出来ます。

その動きがなくなるのであれば、十分に空気を吸うことができなくなります。

ところが、人間の優れた点というのが、代償をしてそれを達成してしまうところなのです。


 

呼吸は何よりも最優先である

どのように代償をするかというお話をします。

肋骨は上下で動きが異なるので、肋骨の上部と下部に分けます。



息を吸うと、上部は前後に広がり、下部は側方に広がります。

しかし、その動きが失われてしまうと、先程お伝えしたように、うまく空気を取り込むことが出来ません。

結果、肋骨を上方向(頭方向)へ向かって引き上げようとします。

引き上げることにより、胸腔内の圧力を下げます。

しかし、この引き上げる動作は、本来安静時に行うものではありません。

呼吸量が多く必要になる時に用いるものです。

これを日常的に行ってしまうと、肩こりや腰痛の原因になりかねないほか、様々な不調を引き起こす可能性があります。

そうなろうと、呼吸は最も優先されるものであるため、痛みがあるからといって呼吸を犠牲にはしません

結果、長く痛みを患うことにもなりかねないのです。


 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

肋骨の動きが悪くなると、空気が吸いにくくなります。

結果、身体の不調を作る可能性があります。

そして、呼吸は何よりも優先されます。

呼吸の問題によって起きた問題は、呼吸を改善することが大切です。


猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」
鈴木孝佳

猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」トライアルレッスン

 
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