猫背矯正ストレッチポールエクササイズ~TFLリリース~
投稿日時:2018/12/06(木) 19:37
こんにちは。
いつも記事をご覧くださりありがとうございます。
前回は、ストレッチポールを使用することのメリットをお伝えし、中でも可動域の改善にとても効果を発揮する点を、体の構造の観点からお伝えしていきました。
前回の記事はこちら
今回は可動性を高めるストレッチポールの使用方法の中でも、猫背になってしまう原因に対してアプローチできる方法をお伝えします。
目次
・猫背の原因は骨盤から?
・TFLリリース
・エクササイズの効果
・エクササイズの注意点
・まとめ
猫背の原因は骨盤から?
まずは、多くの方が悩む猫背の症状を見ていきましょう。
首が前に出たり、背中が丸まってしまったり
多くの方は大抵、この首や背中の丸みに対してアプローチをしてしまいがちです。
しかし、原因は骨盤にあるということがほとんどです。
このような姿勢になると、肋骨が外旋位(上向き)、骨盤が前傾位(腰が反る状態)のような状態になります。
骨盤が前傾してしまう原因の1つとして「大腿筋膜張筋」の短縮が考えられます。
この筋肉は、骨盤を股関節や膝を前方に曲げる働きをもち、さらに太ももの骨を内旋、外転させる筋肉として働きます。
通常の立ち姿勢で、大腿筋膜張筋が過剰に働くと、骨盤を前傾させる筋肉として働きます。
ということは、猫背の方のほとんどは、この筋肉を過剰に使ってしまっているということです。
今回はこちらの筋肉を使いすぎている場合における、ストレッチポールでの対処法をお伝えします。
TFLリリース
ストレッチポールを用意します。
ポールに対して、太ももの外側を当てるようにして、横になります。
この筋肉の範囲に対して、ポールをコロコロと転がします。
繰り返します。
エクササイズの効果
前回の記事でお伝えしたように、筋肉に圧刺激を加えることで、筋肉が緩んでくれる働きがあります。
自分でできるセルフマッサージのようなものですね!
骨盤が前傾している方にはもちろんですが、足の太さを気にしている方や、階段やランニング中に膝を痛めてしまう方などにも効果的です。
エクササイズの注意点
大腿筋膜張筋は途中で、靭帯のように硬い組織に変わります。
実施中は非常に痛みを伴う方もいらっしゃるので、決して無理のない範囲で行うようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ストレッチポールを圧刺激を入れる媒体として使用できるのも、持っていることでのメリットですね!
ぜひストレッチポールをお持ちの方で、ご紹介した例に当てはまるようでしたら、ぜひ実施してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」
檜森雄太
