関節が緩いと腰痛にも猫背にもなりやすい?

投稿日時:2019/03/29(金) 10:55


ストレッチなどが流行り始めてから、体が柔らかいほど良いというような考え方が普及しつつあります。

確かに、硬すぎるよりは柔らかい方が姿勢も良くしやすいですし、腰痛にはなりにくそうですよね?

ただ、体が柔らかい、というのと関節が緩いとでは状態が変わってきてしまいます。

関節が緩いことによる体の柔らかさは姿勢や腰痛に対して良いのでしょうか?

今回は関節の緩さと猫背、腰痛の関係性についてお伝えしていきます。


目次

・関節と関節の緩さとは
・関節の緩さと猫背、姿勢の関係性
・関節の緩さと猫背、腰痛の関係性
・まとめ



関節と関節の緩さとは


そもそも、関節とは何のことでしょうか?

関節は、骨と骨を組み合わせた接合部分のことを指します。

例えば、脛の骨と脚の大きな骨で構成されるの膝の関節。



そのままで膝関節といいますが、脛の骨と脚の大きな骨の接合部分を関節と言います。

もちろん、骨だけでは安定することができませんので、すぐに膝周りが崩れてしまわないようにその周りを靱帯や膜、軟骨で覆ったりしているわけです。

靱帯や膜などは、筋肉ほど伸び縮みしません。

代わりに、関節が異常な方向へと動いてしまってケガをしないように補強・安定させているのが、この靱帯や膜などの役割になります。

関節が緩い方は、この靱帯などの組織が元々緩い方のことを指し、関節が過剰に動いてしまったり、本来骨が動かない方向へと動いてしまったりするのです。

まずは、関節が緩くないかのテストをしてみましょう!

①足を閉じた状態で前屈をして掌がべったりと地面に着く
②両手を前に出して、肘が過剰に反り返ってしまう
③右肘を曲げて手のひらを開き、小指が外側へ90度以上倒れる(反対側も同様に)
④手首を曲げた時に、親指が手首までつく(反対側も同様に)
⑤膝を頑張って伸ばすと以上に反り返ってしまう

点数基準があり、各テスト1点、そのうち左右があるものは左1点、右1点という点数配分になります。

合計9点満点で4点以上となりますと、もれなく関節が緩い「関節弛緩性(かんせつしかんせい)」の称号を手に入れることができます。笑

正確にテストの点数を付けて行くためには○○度以上いっていると…などの評価が必要になりますが、大まかに見て頂ければよいかと思います。

関節が緩い!となった場合には、良い姿勢を取るために通常の方よりも筋力が必要となりますので、どうして治らないんだろう?という方は試してみてください。


関節の緩さと猫背、姿勢の関係


それでは、関節がそもそも緩い方はどうして猫背になりやすいのか。

具体例と共に見ていきましょう。

例えば、膝の部分が緩い方の場合。

通常であれば、外くるぶしの2,3㎝前側と膝にあるポイント(正面から膝を見たときの一番大きな出っ張り部分から外側になぞっていくと突起のようなものがあります)は垂直に揃ってくるはずです。



しかし、関節弛緩性をお持ちの方は、膝が通常よりも後ろへ行きやすい状態になっております。

膝が後ろへ行くという事は、つま先立ちをしている状態と一緒になっていると思ってください。

常につま先立ちの状態になりますと、ふくらはぎにある筋肉がグーッと硬くなります。

ふくらはぎが硬いことにより、足首を曲げたりすることが苦手になり、更には腰が反った状態で立ってしまうことになるのです。

つまり、反り腰タイプの猫背になってしまいます。


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このように、関節が緩いことによって、姿勢への影響が大きく出てきてしまう方もいらっしゃるのです。



関節の緩さと猫背、腰痛の関係性



先程お話しましたように、関節が緩いと猫背になりやすくなってしまいます。

では、関節が緩いことによる腰痛の原因は何なのでしょうか?・

人間の体や姿勢は、2つの要素によって安定しています。

まずは、筋肉などの軟部組織と言われ、比較的伸び縮み出来たりするものによって安定しています。

もう一つは、骨そのものの形状や構造によって安定している構造的な安定性が要素一つになります。

例えば、木でできた椅子や机。

はめ込むための木が非常に頑丈であっても、それを止めるための道具がゴムなのか釘七日によって補強度合いが違います。

いわゆるゴムのように柔らかすぎる=関節を支えるための靱帯などが柔らかすぎるために崩れやすくなってしまいます。

腰痛に関しても同様のことが言え、たとえば腰周りの関節が柔らかすぎることによって腰周りの過剰な動きを出してしまい、動きすぎによって痛みが出るは十分にあり得ます。

関節が緩い方は靱帯などの代わりとなる筋肉をたくさん使って、関節そのものを安定させなければならないのです。


まとめ


関節が緩い、体が柔らかいという事が良いというわけではなく、それをうまくコントロールするための能力が、猫背の矯正にも腰痛の改善にも必要となってきます。

体が硬い方よりも、体が柔らかすぎる方の方が猫背の改善や腰痛改善には時間がかかる場合があります。

まずは、ご自身の現状を知る上でも、5つのテストをしてみてくださいませ!

最後までお読み頂き、ありがとうございました!


猫背改善専門スタジオきゃっとばっく
内田菜大

 
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