こんにちは。
猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」です!
突然ですが、以下のチェックリストにYes/Noでお答えください
・本を読んでいるのに、内容が頭に入ってこない
・文字が汚い、手の細かなコントロールが苦手
・大きな音が鳴ったりした時にビクッとしてしまう
・腰や背中の筋肉が常に緊張している
・日頃、漠然とした不安を感じる
いかがでしょうか?
一つでも当てはまった方は、原始反射という反射が残っているかもしれません。
原始反射という言葉を、初めて耳にした方も多いかと思いますが、病気等でではないためご安心ください。
原始反射とは「赤ちゃんが持っている反射」のことで、大人になると自然と消失します。
しかし、大人になっても原始反射が残っている方が多く、このことが猫背の原因になってしまうんです!
今回は原始反射についてご説明した後、チェック方法と改善エクササイズをご紹介します!
ぜひ最後までご覧ください♬
原始反射とは?

原始反射についてご説明する前に、
そもそも反射とは何かというと、
無意識で起こる反応のことです。
例えば、うっかり熱いやかんを触れてしまった際に「熱い!」と感じる前に手を離しますよね。
このような、無意識で起こる反応のことを反射といいます。
そして原始反射とは、赤ちゃんが生まれつき持っている反射のことを指します。
経験のある方もいらっしゃると思いますが、赤ちゃんの手のひらを指で触れると、その指を握り返してきます。
これは「掌握把握反射」という原始反射の一つであり、生まれつき赤ちゃんに備わっています。
赤ちゃんに「指を握ろう」という意思があるのではなく、「手のひらを刺激されたら、握る」という風に、動きが「反射」によって引き起こされているんですね。
赤ちゃんは掌握把握反射を通して、指や手先のコントロールを身につけています。
そのため、この反射が残っていると動きが未発達になり「字が汚い」「手先の細かい動きが苦手」などの悪影響が出ると考えられます。

では、原始反射の目的は何かというと、
「生命維持」と「発達促進」になります。
赤ちゃんは、自らの意志で動くことができないため、原始反射を通して環境に適応するために動きを習得したり、
様々な動きが起こることで、体中のセンサーから刺激が送られ、脳や神経を発達させています。
つまり、赤ちゃんは原始反射を通して、成長していくということですね!
そして、動きを習得し脳や神経が発達すると、原始反射は自然と消えていきます。
原始反射と猫背の関係性

赤ちゃんの原始反射は発達に伴い、生後数ヶ月〜数年ほどで消失するのが一般的です。
しかし、大人になっても原始反射が残っている方が意外と多いんです!
原始反射が残っている原因として、以下の2パターンが考えられます。
・赤ちゃんのときに、原始反射が統合されていなかった
・強いストレス・頭部への外傷・妊娠や出産などにより再出現してしまった
原始反射の役割は「脳を発達させること」ですので、
原始反射が残っているということは、脳が未発達ということ。
そして、姿勢は脳がコントロールしているため、以下の流れで姿勢が悪くなることが考えられます。
原始反射が残っている
↓
姿勢をコントロールする脳が未発達
↓
猫背になる
少し長くなりましたが、原始反射と猫背の関係性について、ご理解頂けたでしょうか?
ここからは、原始反射のチェック方法と改善エクササイズをご紹介します!
原始反射のチェック&改善エクササイズ
今回ご紹介するのは原始反射の一種で、
特に姿勢と関係の深い「緊張性迷路反射」についてです。
緊張性迷路反射のチェック方法
☆チェック方法☆
①両足をそろえて立ち、目を閉じる
②目を閉じたまま頭を下に向け、体が揺れるか確認する
③目を閉じたまま頭を上に向け、体が揺れるか確認する
※周りに注意して行いましょう!
体が揺れ続ける場合は、緊張性迷路反射が残っている可能性が高いです!
原始反射の改善エクササイズ
最後に、緊張性迷路反射の改善エクササイズをご紹介します。
動画のエクササイズを5〜10回ほど行った後、もう一度チェックしてみてください!
またこちらのエクササイズは、肋骨の位置改善やお腹の引きしめの効果もありますので、ぜひお試しください!
「きゃっとばっく」では、トライアルレッスンの際に原始反射についてチェックし、猫背の原因を分析しています。
ご興味のある方はぜひトライアルレッスンへお越しください!https://catback4h.com/trial/
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」