栄養と食生活

小麦の過剰な摂り過ぎには要注意!

こんにちは。
猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」の小林俊夫です。

最近では、雑誌などのメディアやSNSなどでも「グルテンフリー」という言葉を聞く機会が多いのではないでしょうか?

日本人の主食と言えば「お米」といった時代は過ぎ去り、2013年以降はお米よりもパンに対する消費金額の方が圧倒的に大きくなってきています

もちろん、パンを含む小麦製品が一概に悪い訳ではありませんが、欧米人に比べ、日本人は小麦に含まれるグルテンを分解する能力が低く、上手く消化が出来ないまま、腸を通過することで、お腹の張りや下痢、疲労感を感じる場合があります

その為、グルテンが及ぼす影響を知った上で、自分に合ったグルテンとの付き合い方を考えていきましょう。

グルテンとは

そもそもグルテンとは何か?というと、グルテンとは小麦粉を水でこねることによって作られるタンパク質のことです。

少し専門的にお伝えをすると、グルテニンとグリアジンという2種類のタンパク質によってグルテンが構成され、こねることでこのタンパク質が絡み合い、粘着性のある物質となり、麺やパンがつくられます。

グルテンによるアレルギー反応とデメリット

このグルテンが、身体にどの様な反応を引き起こすのかというと、本人も気が付かないうちにアレルギー反応を起こしている場合があります

また、それ以外にもいくつかのデメリットが潜んでいます

2種類のアレルギー反応

皮膚の痒みや下痢、腹痛、発疹やめまい、頭痛や疲労感が現れるなど、グルテンはアレルギー反応を起こしやすい物質です。

アレルギーには、大きく2種類あり、一般的に知られているアレルギーは即時型といって、その場ですぐに反応が出る為、自らのアレルギーに気付きやすいと考えられます。

しかし、もう1つの遅延型と呼ばれるアレルギー反応は、アレルギー物質を摂取してから数時間後、もしくは数日後に症状が出ることもあります。

そのため、本人も気付いていないことが多く、なんだか体調が優れないといったことが起こります。

グルテンにより、こうした遅延型のアレルギー反応を起こしている方もいますので、数日間小麦製品を控えてみて、体調が良くなる場合には、グルテンによるアレルギーを疑ってみると良いですね。

リーキーガットシンドローム

グルテンは、腸内で分解されにくい構造をしているため、未消化のまま腸の粘膜に傷を付けてしまい、リーキーガットシンドロームを引き起こすと言われています。

リーキーガットシンドロームについては詳しくはコチラ。

https://imok-academy.com/leaky-gut-syndrome/

カンジダ菌による腸内環境の悪化

私たちの体内には、カビの一種であるカンジダ菌と呼ばれる菌が存在します。
常在菌と言って、少量であれば問題はないのですが、腸でカンジダ菌が増殖をすると腸内環境が悪化し、悪玉菌が増えてしまいます。

じつは小麦は、このカンジダ菌の餌となり、カンジダ菌を増やす原因となります。

カンジダ菌が異常増殖をすると腸内では炎症反応が起こり、便秘や下痢、免疫低下、身体のだるさや過食、肌荒れなどを引き起こしますので、上記の様な症状が当てはまる方は、カンジダ菌の増殖を疑った方が良いかもしれません。

セリアック病や自己免疫疾患

セリアック病とは、小麦に含まれるグルテンに対する遺伝性の不耐性であり、小腸の炎症により、栄養素が吸収できなくなる重度の栄養障害です。

貧血や骨粗しょう症、発達遅延、精神障害や不妊など様々な症状を引き起こします。

さらに、グルテンは免疫の暴走を引き起こし、自己免疫疾患の原因になると言われていますので、過剰な摂取に要注意です。

どの様な食品にグルテンが含まれているのか?

それでは、グルテンはどの様な食品に含まれているのか?というと、日ごろ、自然と口にしている事が多い、以下の様な食品に含まれています。

小麦製品(パン、パスタ、ピザ、ラーメン、うどん、肉まん、餃子、シュウマイ、たこ焼き、お好み焼き、麩、マカロニ、ケーキ、クッキーなど)

天ぷらやとんかつなどの揚げ物

カレーやシチューの市販のルウ、クリームソースなど

その他にも、加工食品のソーセージやハンバーグ、醤油やドレッシングにも使われていることがあり、グルテンは、かなり意識をしないと、摂らないのは難しい物質です。

体調不良の原因がグルテンだと考えられる場合には、ある程度避ける必要がありますが、グルテンには中毒性があるため、やめるのが辛いといった方も多いでしょう。

しかし、まずは1週間、そして2週間と頑張ると、徐々に小麦への欲求は薄れていきます。

そして、食は楽しみであり、健康になる為だけに生きている訳ではありませんので、知った上で、上手く選択をしていくことが大切ですし、症状が落ち着いていれば、多少のグルテン摂取は問題ありませんので、自分の体調と相談し、楽しみながら選択していきましょう

ABOUT ME
小林俊夫
小林俊夫
imok株式会社(アイモック)代表取締役/猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」代表。  トレーナーとして活動をしながら2008年、2009年にアメリカへピラティスの研修を受けに行き、マスタートレーナーの認定を取得。その後、2010年に医療系国家資格を取得。  現在はスタジオの経営、メディアの監修及び出演、全国での研修及び講演、ピラティスリフォーマーの製造及び販売をしながら、姿勢&機能改善、パフォーマンスアップ専門のトレーナーとして、世界中に「I am OK You are OKな人」を増やす為に活動中。