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猫背と身体の仕組み

その姿勢、実は反っている?~反ることで猫背になる身体の仕組み~

 

猫背姿勢といいますと、どのような姿勢を思い浮かべますか?

 

背中が丸まっている印象が強いと思います。

 

その猫背姿勢を改善するために、体を反らすというようなトレーニングを行っている方は多いでしょう。

 

しかし、実際には背中が反っている方がほとんどなのです。

 

反っているままの状態でさらに反らしてしまいますと、猫背をさらに助長してしまいます。

 

今回は、現代の方々にありがちな猫背姿勢と、実際に改善するための方法についてお伝えさせて頂きます。

 

 

現代人にありがちな猫背姿勢

 

まずは、現代人にありがちな猫背姿勢について見ていきましょう。

 

現代の方々は、スウェイバックと言われる姿勢になっている方が非常に多いように思われます。

 

スウェイバック姿勢とは、骨盤部分が体の重心線よりも前方へ移動しておりまして、それに伴い、上半身が後ろへのけぞったような姿勢になります。

骨盤は人間の姿勢の土台です。

 

骨盤の位置がずれてしまっただけで、姿勢は簡単に崩れてしまいます。

 

上記のような状態になりますと、基本的には腰~背骨回り全体が反りかえることになるでしょう。

 

そして、反りかえった分の反動がきますので、首の付け根付近から前側に丸まってしまうような状態になってしまいます。

 

これが、今現在多い猫背姿勢になるのです。

 

猫背姿勢の方々は基本的に反った姿勢が多いということになります。

 

反った状態が続いてしまいますと、上記のように首の付け根付近から前に丸まってしまったような姿勢になってしまいます。

 

つまり、猫背状態から抜け出せなくなってしまうということです。

 

具体的にお話しますと、背骨について復習していく必要があります。

 

背骨は、腰椎、胸椎、頚椎と骨盤にあります仙椎、尾椎の5つから構成されております。

 

腰椎は軽く反った状態、胸椎は滑らかに丸まり、頚椎は滑らかに反っているのが理想的な背骨の状態になります。

上記のように、骨盤が前に出たスウェイバック姿勢の方の場合、腰椎の反りが過剰になり、胸椎部分の丸まりがなくなってよりまっすぐになってしまう、そして、頚椎と胸椎の境目付近から過剰な丸まりがあるような状態になっていることが多いのです。

 

実際に丸まっているのは、頚椎と胸椎の境目付近のみで、その他の胸椎や腰椎に関しましては、反りすぎているのです。

 

 

では、実際のシチュエーションと照らし合わせてみましょう。

 

例えば、「丸まっている」とショーウィンドウに映った姿を見て思ったときに、胸を開いたり、背中を反らせるのではないでしょうか?

もちろん、背中を反らせることは必要になりますが、上記のように骨盤が普段から前に出ていて、反った状態が続いている方が多いのは事実。

 

反った状態からさらに胸を張って反った状態を作ってしまうことで、頚椎と胸椎の境目付近がさらに強く丸まってしまい、首や肩の位置はさらに前へといってしまうのです。

 

  

骨盤が前に行く原因

 

では、元根本を考えた時に、そもそもどうして骨盤が前に行ってしまうのか、を考えなければなりません。

 

骨盤が前に行って反った状態が強くなってしまう原因はいくつかありますが、まず一つは太もも裏側の筋肉が使えていない可能性があることになります。

 

太もも裏側の筋肉は、ハムストリングスという筋肉です。

 

この筋肉は、膝周りから骨盤の下側にあります座骨と言われる骨にかけてくっついています。

 

立っている状態になりますと、足が固定された状態になります。

 

上記の状態で骨盤を後ろへと引っ張ってくれる一つの筋肉が、このハムストリングスになります。

 

太もも裏側の筋肉だけを使えば骨盤が元の重心位置に戻るかといいますと、決してそうではありません。

 

しかしながら、ハムストリングスを使うことは、骨盤の位置を重心位置へと戻し、姿勢の土台を作るためには必ず必要となります。

 

 

ハムストリングスを使って骨盤を後ろへ戻す

 

それでは、ハムストリングスを使って姿勢の要である骨盤を後ろへと戻すためのエクササイズについてお伝えしていきます。

 

今回ご紹介させて頂くエクササイズは、ヒップリフトというエクササイズになります。

 

ヒップリフトでは、ハムストリングスを効果的に使うことができますので、骨盤の位置を戻し、背骨の適切なカーブを作ることができるように働きかけることができます。

 

 

【エクササイズ名】

90-90ヒップリフト

 

【やり方】

①椅子を用意して仰向けに寝ます。

②かかとで椅子を真下に押しながらゆっくりと息を吐き、腰の骨からゆっくりと背中を丸めていき、お尻を持ち上げていきます。

③地面からお尻が20㎝程離れましたら、その場で一呼吸し、みぞおちの方から背中を丸めるようにしてゆっくりとお尻を下ろしていきます。

 

【注意点】

できるだけ腰が反りすぎないように行いましょう。

 

 

まとめ

 

今回は、現代人にありがちな姿勢と、その姿勢を改善するためのエクササイズについてお伝えさせて頂きました。

 

ショーウィンドウを見た時に猫背姿勢が気になる方は、ハムストリングスが使えておらず、骨盤が前に行っていることが一つの原因になっているかもしれませんね。

 

椅子さえあれば簡単にできるエクササイズもご紹介しておりますので、是非実践してみてくださいませ。

 

最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。

ABOUT ME
小林俊夫
小林俊夫
imok株式会社(アイモック)代表取締役/猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」代表。  トレーナーとして活動をしながら2008年、2009年にアメリカへピラティスの研修を受けに行き、マスタートレーナーの認定を取得。その後、2010年に医療系国家資格を取得。  現在はスタジオの経営、メディアの監修及び出演、全国での研修及び講演、ピラティスリフォーマーの製造及び販売をしながら、姿勢&機能改善、パフォーマンスアップ専門のトレーナーとして、世界中に「I am OK You are OKな人」を増やす為に活動中。