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猫背の原因

猫背の原因 〜腹筋が弱くなると猫背になる!?〜

「姿勢は悪いのは筋肉がないからかもしれない」と感じたことはありませんか?

様々な現場で常套句のように使われる「筋肉がない・筋肉が弱い」ですが、「弱い」の解釈が間違ってしまっていることが多々あります。

結論を申しますと、姿勢を維持するのに特別に強力な筋力は必要ありません。

良い姿勢の維持に、もし強い筋力が必要であれば、男性よりも女性の方が確実に姿勢は悪くなります。

または、体を鍛えている人の方が猫背にはならないということです。

しかし、周りに体は鍛えていないけど姿勢が良い人や、女性の方が姿勢が悪い人が多いということもありませんよね!?

姿勢を保つ上で必要なのは、筋肉が適度に緊張している程度で良いのです。

テントで例えるなら、両側から適度に支柱を引っ張り合うことで、支柱が安定します。

仮に片側からの引っ張る力が強力であれば、支柱は引っ張られる力が強い方に倒れてしまいます。

また左右の引っ張る力が強力でも、支柱自体は安定するかもしれませんが、ロープや支柱に強大な力ストレスが加わるため、ロープが切れてしまうかもしれません。

常套句のように使われる「筋肉がない・弱い」は相対的な話のため、全体的に筋肉がないわけではない事が圧倒的に多いのです。

よくある腹筋の重要性の話

例えば、腰痛になった時、「腹筋が弱いからです」や「背筋が必要です」と言われた経験はありますか?

腰痛の改善自体に、筋肉強化が必要であるかはさておき、仮に筋肉を鍛える必要があったとします。

その時、腹筋や背筋を鍛えるとは、少し大きなカテゴリーになります。

腹筋だけで見れば、腹直筋や外腹斜筋に内腹斜筋、腹横筋といった名前の筋肉があり、腹筋だけでも4つはあります。

腹筋が弱いと言われ鍛えるにしても、この時点でどこの腹筋にアプローチするのか選択する必要があるのです。

一般的に認知されている、足を固定して上体を起こす腹筋をやり続けた結果、腹直筋などの筋肉は鍛えられても、腹横筋の筋肉などは十分に鍛えられず、思ったような結果を出すことが出来なければ意味がありません。

また姿勢の時と同じで、適度な筋肉の緊張が必要なだけであって、腹筋だけがものすごく強くなってしまっては、筋肉のバランスが保てず、2次的な痛みや怪我などを引き起こしてしまうかもしれません。

それだけ、目的に合わせた運動をすることが重要になりますので、トレーナーをつけずに運動をする際は十分に気をつけてましょう。

姿勢と腹筋

腹圧という言葉は聞いたことはありますか?

腹圧とは、姿勢や運動時の安定に関わる力で、この腹圧が適度に適切なタイミングで働くことが大事になります。

では、どうすれば腹腔内圧は適度に適切なタイミングで働いてくれるのか?

腹圧は、腹筋群の働きも必要ですが、横隔膜の働きも重要になります。

(他にも大事な筋肉はありますが、ここでは割愛します。)

横隔膜という呼吸をする上で欠かせない筋肉が上手に機能していないとなれば、呼吸の仕方が変わります。

さらに呼吸の仕方が変われば、腹圧の働きにも影響が出るため、姿勢の崩れや、腰痛などの痛みによる症状が発生しやすくなるのです。

つまり腹圧とは呼吸に大きく関係しているという事になります。

呼吸と姿勢が関係している??

と言われてもなかなかイメージが沸かないかと思いますが、100メートルをダッシュしたとします。

綺麗な姿勢で、悠然と立ちながら穏やかな呼吸が出来るでしょうか?

おそらく特別にトレーニングを積んでいない人は、膝に手を当てて、肩をすくめながら苦しそうに呼吸をするのではないでしょうか。

つまり、呼吸が上手に出来ない状況になると、体は無意識に、呼吸がしやすい姿勢や、呼吸量を増やすために、他の筋肉の動員を増やそうとするのです。

まとめ

「腹筋が弱い」という言葉の解釈を間違えてしまうと、目的が変わってしまう可能性があるので、専門家の説明を聞いた上でトレーニングをするようにしましょう。

また、猫背改善に腹筋のトレーニングは必要になりますが、筋力を高めるようなトレーニングではなく、適度な力が適切なタイミングで、姿勢の維持や腰痛の保護に働くようなトレーニングが必要なだけで、特別に強化をする必要はないという事になります。

最後までお読み頂き誠にありがとうございました。

猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっっく」

池田倫大

ABOUT ME
池田倫大
池田倫大
柔道整復師/imok Education Director/スポーツクラブでインストラクターとして活動しながら、医療系の国家資格である柔道整復師の専門学校へ入学。卒業後、柔道整復師として整骨院に勤務。様々な痛みを抱える方に対し、手技療法や物理療法と運動を組み合わせた治療を行う。身体の歪みや痛みの無い身体づくりの為には、治療と並行して、継続した正しい運動習慣が重要だと感じ、治療家とトレーナーの両立を目指す。2015年4月より「世界中にI am OK You are OK な人を増やしたい」という想いに賛同し、『猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」』に参画する。現在は、自らがコンディショニング指導を行いながら、後進の育成にも注力する。