栄養と食生活

インスタ映えと栄養不足

こんにちは。
分子栄養学認定カウンセラーの千野ひとみです。

太古の昔は、マンモスを狩りに行くなど、生きる為の食料を確保する為に1日の時間が費やされていましたが、現代ではわざわざ狩りに出掛けなくても、スーパーやコンビニなどはもちろん、スマホ1台あれば宅配サービスなどで、食事は確保出来る様になりました。

また、SDGsが世界的に意識されるなど、食品廃棄の問題が深刻な世の中ですが、多くの食品が廃棄される一方で、栄養不足に陥っている人が多いのも事実です。

カロリーを過剰に気にする現代人

あなたは食べ物を選択する時に何を一番気にするでしょうか?

おそらく、多くの方が「Kcal(カロリー)」を気にするのではないでしょうか?

ファミリーレストランをはじめ、チェーン系の飲食店に入ると、メニューにはカロリーが表示され、TVCMなどを見ていても、「カロリーゼロ」や「カロリーオフ」が声高に叫ばれています。

「カロリー」、「糖質」、「脂」という3つのワードは、多くの方から避けられる一方、「低糖質」、「カロリーオフ」などのワードに惹かれる方は多い事と思います。

生活習慣病の増加と共に肥満を気にする人が増え、そうした肥満を防ぐ為や「痩せている人」がキレイといった美意識も相俟って、カロリーを気にする方が増加していることと思います。

もちろん、カロリー過多な生活は、肥満の原因となりますが、それ以上に、栄養素が十分に摂れていることが、健康面においても、美容面においても、とても重要です。

栄養不足で代謝が低下

たしかに、肥満を防ごうと思ったら、摂取カロリーと消費カロリーのバランスは重要なポイントです。

しかし、カロリーを気にし、低カロリーな生活を送っていると、食事の量が減ります。ランチ時のコンビニなどでも、「春雨ヌードル」に「ヨーグルト」「野菜ジュース」といった感じの食事を購入されている女性を多く目にします。

ダイエットを意識するあまり、この様な食事になるのかと思いますが、摂取カロリーはたしかに減ったけれど、栄養素が足りないといった状態が起こります。艶やかな髪や潤いのある肌を作るためには、たんぱく質や脂肪が必要ですし、身体の中で食物をエネルギーに変える時には、多くのビタミンやミネラルが必要なので、それらが不足すると肌が荒れたり、髪がパサパサしてきたり、更にはエネルギーがつくられず、結果として脂肪が代謝されなかったり、様々な体調不良にもつながります。

その為、健康面から考えても、美容面から考えても、カロリーだけを意識するのではなく、栄養面を考える事が大切なポイントです!

インスタ映えと栄養不足

ここ数年の特徴として「インスタ映え」を意識するあまり、栄養不足に陥っている事も多く見られます。

ファストフードからカフェでのスイーツに至るまで、「インスタ映え」を意識する食品が増えていますが、その様な食品の多くは、糖質が多く、栄養が偏っているものがほとんどです。

更に言えば、こうした糖質過多な食事になると、糖質の代謝に関わるビタミンB1などが過剰に使われる為、不足しがちです。この様に偏った食事というのは、必要な栄養が摂取を出来ないだけではなく、それらを退社する為に必要な栄養素を過剰に使用をしてしまうことで、栄養不足に繋がる事もあります。

また、大半の人は、1日に食べられる量には限りがありますので、そうした「インスタ映え」を意識した食品を口にすることで、本来の食事がおざなりにされる傾向にあり、1日に必要な栄養が不足しやすいと考えられます。

もちろん、盛り付けの仕方や食品の選択にもよりますが、健康を意識した食事というのは、いわゆる「まごわやさしい」が基本であり、どうしても見た目が地味であったり、茶色になりがちです。

しかし、そういった食事ほど、身体に必要な栄養素を含んでいることも多い為、積極的に摂る様にしていきたいですね。

 

 

ABOUT ME
千野ひとみ
千野ひとみ
幼少期から空手道をはじめ、インターハイ、国体強化選手として長期に渡り活動。 総合フィットネスジムでフロント業務に携わり、悩みを持ちながら、運動への意欲を持つ方々に出会い、トレーナーを志す。 トレーナー活動を始め、運動の目的やご自身の身体の状態等、改めて一人一人に合うトレーニングは異なることを実感。 2018年4月より「世界中にI am OK You are OKな人を増やしたい」という、オーナーの熱い思いに賛同し、猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」に参画。