こんにちは。
猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」神楽坂店の檜森です。
前回の投稿では、ストレッチポールが猫背改善に効果的なツールであるとお伝えしていきました。
そちらを踏まえた上で、ストレッチポールを使用した、様々なエクササイズをご紹介していきます。
今回は「胸開きエクササイズ」をご紹介していきます。
胸開きエクササイズのやり方

- まずはストレッチポールの上に乗り、仰向けに寝ていきます
- 軽く脚を開き、手を肩の高さまでゆっくりと挙げていきます
- その状態でゆっくりと深呼吸を行います
- 適度に筋肉の伸びを感じる位置で行いましょう
- いつも通りのリラックスした呼吸を繰り返しましょう
- エクササイズ前後で、仰向けに寝た時の床と肩の設置の距離を感じてみることをオススメします!
エクササイズの主な目的
- 猫背の改善
- 胸周りの筋肉の柔軟性向上
- 肩関節可動域の向上
エクササイズの効果
こちらは、肩周りの姿勢改善として効果が現れやすいエクササイズとなります。人間の身体の胸部には、よくテレビや雑誌などでも耳にする「大胸筋」と言われる大きい筋肉が付着しています。
この筋肉は、肋骨周りから上腕骨と呼ばれる腕の骨に付着している筋肉ですが、過剰に働くと、腕を前側に引っ張るように働いてしまいます。この状態を一般的に「内巻き肩」や「巻き肩」と呼んだりしています。
また、肋骨の上部を覆っている筋肉であることから、肋骨の可動域にも関わり、呼吸に制限をかけてしまったりします。
ストレッチポールに乗ることで、この大胸筋に対してストレッチをかけ、姿勢を整える効果があります。パソコンやスマートフォンが普及した現代では、自然と肩が内側に入りやすい日常に変化しており、無意識でも過剰にしようしている筋肉の1つと言えます。
伸び感を非常に強く感じる場合は、腕の位置を腰の高さまで下げて行いましょう。
ストレッチポールをご使用の際は、10〜15分ほどを目安に行いましょう。
まとめ
いかがでしたか?
最近では、ストレッチポールが家庭にも広がっているため、こちらをご覧いただいている皆様の中にも、ご自宅にある方も多いかもしれません。
日頃デスクワークなど、肩を前側に出しながら生活している方の中には、今回ご紹介した筋肉が過剰に使われていたり、肩が前側に出ている方も少なくないかと思います。
もし心当たりある方は、ぜひ一度エクササイズを体感してみてくださいませ。
最後までお読み頂きありがとうございました。
猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」
檜森雄太