こんにちは。
猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」です!
今回は、猫背と非常に関係の深い「目の動き」についてご紹介します。
「猫背と目の動きに関係なんてあるの?」と思われるかもしれませんが、関係大アリです!
私達の姿勢は脳がコントロールしているのですが、脳へ伝わる情報は視覚由来が70〜80%といわれています。
そのため、目が適切に働いていないと、脳の働きも悪くなり猫背になってしまいます。
現代人の姿勢の特徴
猫背と目の動きの関係の前に、現代人の姿勢について簡単にお伝えします。
現代人の姿勢は、上記のような「オープンシザース」という姿勢になっている方が多いです。
オープンシザースとは、姿勢を横から見た際にハサミ(シザース)を開いた(オープン)ように見えることから、このように呼ばれています。
大きな特徴としては下記の3つが挙げられます。
・腰が過剰に反っている(反り腰)
・背骨の首の下あたりが過剰に丸くなっている(猫背)
・首の背骨が真っ直ぐになり(ストレートネック)、頭が前に出ている(フォワードヘッド)
一般的に猫背といえば、背骨全体が丸い姿勢をイメージするかもしれませんが、実際は背骨はむしろ反っていて、一部だけ丸くなっているパターンが多いです。
それでは次に、現代人の姿勢と目の動きの関係についてご説明します。
目の動きと猫背姿勢
現代人の生活に欠かせないものといえば「スマートフォン」を始めとするデジタルデバイスですよね。
15歳~59歳の男女にアンケートを実施したところ、スマホ利用時間で最も多いのは、
「2時間以上3時間未満」が19.7%で一位、
次に「1時間以上2時間未満」が16.3%で二位となっています。
参考:2021年版:スマートフォン利用者実態調査
ここにデスクワーク時間などを加えると、スマホやパソコンの画面を見ている時間は、かなり長くなりそうですね!
ここからが重要なのですが、スマホやパソコンの画面を見るときは、頭を前に突き出して、
目は下を向いている場合が多いと思います。
目が下を向いているということは、
いわば「下り坂」を見ているのと同じ状態です。
つまり、スマホやパソコンの利用時間が長くなると、目を下に向けて見ることが多くなり、
脳が地面を下り坂だと認識してしまうことが考えられます。
また、下り坂を降りるときには、自然と身体を反らせた姿勢になると思います。
勘の鋭い方は気づかれたかもしれませんが、
下り坂を降りる姿勢と現代人の猫背姿勢は似ていますね。
つまり、以下の流れで姿勢が崩れることが考えられます。
スマホの利用時間が増える
↓
目が下を向き、脳は地面を坂道だと認識する
↓
坂道を降りるときのように、身体が反り猫背姿勢になる
目の動きの改善方法
ここまで、目が常に下を向いた状態だと猫背になりやすいというお話をしてきました。
最後に目の動きを改善するために、日常で意識するポイントとおすすめのエクササイズをご紹介します!
スマホやパソコンを長時間利用する方は、下記のポイントを意識してみてください!
- 1時間を1サイクルとし、45分ほど作業したら10-15分の休憩をとりましょう
- 作業中も、モニターから目を離し遠くを見るなど、小休止を挟みましょう
- お昼などまとまった休憩時は、お散歩をするのもおすすめです
参考:情報機器作業における労働衛生 管理のためのガイドライン
目と三半規管のエクササイズ「トライポッドツイスト」
また、こちらのエクササイズでは、目と一緒に働く「三半規管」のトレーニングも同時に行うことができ、特にデスクワーカーの方におすすめです!
ちなみに「きゃっとばっく」では目のトレーニングとして、キャッチボールやお手玉などを行ったり、トライアルレッスンでは目の機能チェックも実施しています。
ご興味のある方はぜひトライアルレッスンへお越しください!
猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」