こんにちは!
猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」です。
今回は「コロコロ転がると、猫背改善に効果的!?」という
ちょっと変わった内容をお伝えします。
これまでに当ブログでは、
猫背改善におススメのストレッチや、エクササイズをご紹介してきました。
もちろん、硬くなっている筋肉を緩めたり、
サボっている筋肉を働かせてあげることは、姿勢改善に非常に有効です。
しかし、それだけでは猫背改善はできません!
今回は、筋肉以外の観点からお話をさせて頂きます。
姿勢の司令塔はどこ?
最初に、少しだけ専門的なお話をしますね。
そもそも、”姿勢”は、どこでコントロールされているのでしょうか?
姿勢の司令塔は、主に「脳幹」という脳の一部になります。
脳幹から脊髄に信号が送られ、筋肉が働くことで、
姿勢が維持されてたり、歩く-走るなどの運動が行われているんですね。
そして、この脳幹が脊髄に正しく信号を送るためには、
自分の身体が今どうなっているのか、という情報が必要になります。
その情報を脳幹に送っているのが、
全身に張り巡らされた、身体の様々な感覚受容器と呼ばれるセンサー。
特に姿勢に関わりが深いのが、「体性感覚」「前庭感覚」「視覚」です。
この3つのセンサーのうち、
今回は「前庭感覚」についてご紹介します。
前庭感覚とは?
「前庭感覚」とは、三半規管などから得られる情報で、
頭がどこを向いているのか、自分はいま進んでいるのか、止まっているのか、などを脳へ教えてくれます。
重要なのは、
「前庭感覚」は、頭や首の位置のコントロールに深く関わるということ。
例えば、下の写真のように、
過剰に頭が前に出ている人がいたとします。
通常であれば、
三半規管から「頭が前に出ていますよ〜」という情報が脳幹へ伝わり、
無意識のうちに、頭は理想的な位置に戻ります。
しかし、前庭感覚の精度が低下すると、このようなメカニズムが起こらず、
頭が前に出た猫背姿勢になりやすくなってしまうんですね。
コロコロ転がって、猫背改善!
それでは、前庭感覚の精度を高めるにはどうしたら良いでしょうか?
前庭感覚は、頭の回転-傾き、加速などの情報のことですので、
コロコロと転がるエクササイズなどが、おススメになります!
写真のような体操座りの姿勢をとり、背中を丸めたまま転がります。
慣れてきた方は、目を閉じて行うとより効果的です!
目を閉じると視覚情報が遮断されてしまうため、
前庭感覚は自分の頭がどこにあるのかを感じ取るために、視覚の分まで頑張って働いてくれます!
東京・横浜で猫背を改善したいと思ったら
猫背のデメリットは、見た目が悪くなるだけでなく、肩こりや腰痛などの原因にもなります。
なかなか改善できない「不調」の原因は何なのか、ぜひトライアルレッスンでチェックしましょう!
どこに問題があるのか、お身体の状態を詳しくチェックし、一人ひとりにあったプランを提案します。
気になる方は、ぜひトライアルレッスンへお申し込みくださいませ。
猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー