こんにちは!
猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」です。
このブログでは、繰り返し「猫背の方には反り腰が多い!」というお話をしていますが、改善に時間がかかる方もいらっしゃいます。
実は、姿勢には呼吸が大きく関係しています。
私たちは、24時間365日常に呼吸をしていますので、その呼吸が乱れていることが姿勢の崩れ、特に、腰の反りにつながってしまうんです。
今日は、反り腰の原因のひとつである「呼吸」についてみていきましょう。
Contents
猫背の方には、反り腰が多い
猫背というと、背中が丸いことをイメージされるかと思いますが、背中が丸まっている方の多くは、腰の反りが強くなっています。
背骨というのは、首から腰にかけて、ゆるやかなS字カーブを描いているのが理想的です。
首は前側カーブ、背中は後ろ側カーブで少し丸まり、腰は前側カーブで軽く反っているように、これらの弯曲があることで、体にかかる負担を軽減させることができています。
ですが、不良姿勢が続いて背中の丸まりが強くなってしまった場合、バランスをとるように腰のカーブを強くして、反り腰が生まれてしまうことがあります。
呼吸の乱れは、反り腰の原因になる
私たちは、常に呼吸をしていますよね。
その回数は、1日に約22,000回ともいわれます。
理想的な呼吸は、息を吸った時、お腹の前、横、後ろと、360度に膨らみます。
ですが、反り腰さんはお腹の前方ばかりがよく膨らんで、横や後ろは、ほぼ広がらないということが多いんです。
すると、お腹への圧力が高まりづらく、背骨や肋骨の安定性が得られないため、反り腰がなかなか改善しません。
呼吸チェック
① 立膝で脇腹から腰にかけて手を当てます
② 息を吸った際に、どこが膨らむか確認します
呼吸の乱れは、スタイルの崩れや肩こりも引き起こす
反り腰は、骨盤が前側に大きく傾き、肋骨が飛び出るように開いてしまった状態になります。
そのため、お腹がポッコリと出ているように見え、ウェストラインが崩れてしまうことで、スタイルにも大きく影響してきます。
さらに、肋骨が開いてしまうことで、肋骨に付着している横隔膜の機能も低下すると考えられ、肩こりを引き起こす要因にもなります。
呼吸にもっとも大切な筋肉は横隔膜なのですが、この横隔膜が適切に働かない場合、首や肩回りの筋肉を使って酸素を取り入れようとするため、筋肉が過剰に使われ、疲労へとつながっていきます。
反り腰改善のための、呼吸ストレッチ
反り腰を改善しようと思ったら、まずは呼吸を見直していきましょう!
呼吸が整うことで、スタイル改善だけでなく、肩こりや首こりの症状の改善にもつながりますよ。
ペルビックティルト
- 椅子にカカトを乗せ、小さく前ならえをします
- カカトで椅子を押すように力を入れながら、腰の隙間を埋めましょう
- 手の甲を床に付けるように、腕を開きます
- 呼吸を繰り返しましょう
クロコダイル呼吸
お腹の横や後ろ側が膨らむように、膨らみやすいポジションで呼吸するのもおすすめです!
- うつ伏せになり、呼吸を繰り返します
アルマジロ呼吸
クロコダイル呼吸同様、腰を丸めた状態で呼吸を繰り返すことで、背中側が膨らみやすくなります。
- 正座になり、膝の前に肘をつきます
- 肘で床を押すようにしながら、背中を丸めます
- 背中を丸めたまま呼吸を繰り返しましょう
ストレッチは、定期的に行うことが大切です!
呼吸が乱れることで反り腰を助長させ、姿勢の崩れが呼吸の乱れを引き起こしますので、ぜひ呼吸に目を向けてみて下さいね。
さらに、呼吸は自律神経にも関わりますので、リラックスしたい時や気持ちを落ち着かせたい時にもおすすめです。
ご紹介した呼吸ストレッチは5分程で行うことができますので、デスクワークの合間や寝る前など、隙間時間に行ってみましょう!
東京・横浜で猫背を改善したいと思ったら
姿勢と呼吸には密接な関係がありますので、「きゃっとばっく」のトライアルレッスンでは、今回ご紹介した方法の他にも、いくつかの呼吸チェックを行っています。
さらに、体の柔軟性や安定性、バランス感覚や脳機能といった項目を確認することで、一人ひとりに合わせた姿勢改善のプランをご提案させていただきます。
そして、実際のレッスンでは、皆さんそれぞれの体の状態に合わせ、目的を叶えるためのエクササイズを実施していきます。
ご自身の体のことを知るきっかけにもなりますので、気になる方は、ぜひトライアルレッスンにお越しください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」
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