こんにちは!
猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」です。
雑誌やSNSなどで猫背の改善方法を調べると、
「猫背改善のために胸を張りましょう」という文言を目にすることがあります。
果たして、「胸を張れば猫背は治る」は正しいのでしょうか?
その真偽を、姿勢の仕組みから解説していますので、ぜひ最後までご覧ください!
姿勢はどうやって作られる?
結論からお伝えすると、胸を張っても猫背は治りません。
なぜなら、姿勢の制御は主に「脳幹」という脳の一部が「無意識」で行っているためです。
それに対し、「胸を張る」という動きは「意識」して行っているため、「脳幹」とは別の場所が働いてしまいます。
そのため、多くの方が目指しているであろう”無意識でも綺麗な姿勢になる”を叶えることはできません。
そもそも、仕事や家事の最中も常に胸を張るのは現実的ではないですよね。
脳幹が働くためには?
では、脳幹を働かせるにはどうすれば良いのか?
そのためには、筋肉・目・前庭(三半規管など)からの「感覚入力」が必要になります。
”感覚入力”とは、体を動かしたりすることで、
体中のセンサーが働き、様々な「感覚刺激」が脳や脳幹にインプットされることです。
▶感覚入力の具体例
・ストレッチを行うと、筋肉や腱(筋肉と骨をつなぐ組織)から「伸びています」という情報が脳に伝わる
・頭を左に回すと、耳の奥にある三半規管から「頭が左に回っています」という情報が脳に伝わる
このように、体中のセンサーから情報がインプットされることで、脳や脳幹が活性化し、無意識でも綺麗な姿勢がとれるようになります。
脳幹を働かせるエクササイズ&ストレッチ
それでは、最後にセンサーの一つで、姿勢に大きく関わる「三半規管」や「耳石器」を働かせ、脳幹を活性化させるエクササイズを2つご紹介します。
ローリングライクアボール
☆ポイント☆
・腰のストレッチや、腹筋のトレーニングにもなるため、反り腰の改善にも効果的です!
・慣れてきたら、目をとじて行ってみましょう!
ソラシックツイスト
☆ポイント☆
・胸の筋肉のストレッチにもなるため、巻き肩の改善にも効果的です!
・目線は常に指先を見て、顔も回しましょう!
・胸を張っても猫背は治らない
・無意識でも綺麗な姿勢になるには、脳幹を働かせることが大切
・脳幹を働かせるには、三半規管などを刺激するエクササイズが有効
東京、横浜で猫背を改善したいと思ったら
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猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」
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