こんにちは!
猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」です。
猫背を改善しようと思った時、背骨を整えるのはもちろん重要ですが、実は、肋骨の位置や柔軟性というのも、とても大切です。
なぜなら、背骨は肋骨に付着しているため、肋骨の崩れが、背骨にも大きな影響を与えてしまうからなんです。
今回は、肋骨の崩れが猫背を引き起こしてしまう理由について、そして、肋骨の柔軟性を改善するストレッチをご紹介していきます。
特に、巻き肩やストレートネックでお悩みの方、ぜひ最後までお読みください!
肋骨とは
まず、肋骨の構造についてお伝えします。
肋骨は12本の骨から構成されていて、上の方から第1肋骨、一番下にある骨を第12肋骨といいます。
これら1~12番目までの肋骨は、前側にある胸骨(きょうこつ)という骨と、後ろ側にある胸椎(きょうつい)という背骨と関節をつくり、鳥かごのような形をしています。
ちなみに胸椎は、真っすぐではなく、後弯と呼ばれ、後ろ側にカーブがかかり、軽く丸まっているのが理想的です。
猫背と肋骨の関係
では、猫背の方の、肋骨の状態をみていきましょう。
写真のように、肋骨を前に突き出すようにして、上半身が後に倒れている場合が多いです。
前のパートでお伝えした通り、肋骨は胸椎と呼ばれる背骨に付着しているため、肋骨の位置がズレると、胸椎のカーブも変化します。
下から真ん中辺りの背骨はカーブがなくなり、胸椎の上部や首の付け根付近が大きく丸まるようになります。
つまり、猫背の原因のひとつは、肋骨の位置が崩れてしまうことにあります。
肋骨が前に突き出る
↓
脊骨のカーブが崩れる
(下から真ん中辺りの背骨はカーブがなくなり、胸椎の上部や首の付け根付近が大きく丸まる)
このように、肋骨の位置が崩れることで、姿勢全体に大きな影響を与えます。
加えて、現代人の生活は、パソコンやスマートフォンの普及にともない、頭を前に出す姿勢が長時間に上ることが多く、背中の上の部分が過剰に丸まってしまうことが多くなります。
また、肋骨には肩甲骨という骨も付着しています。
肩甲骨には、首につながる筋肉がたくさんあり、頭や首を支える働きを持っています。
そのため、肋骨の位置がズレることで肩甲骨の位置もズレ、首を支える筋肉の働きが低下します。
その結果が、いわゆるスマホ首やストレートネックと言われる状態となり、肩こりや首こりといった症状も引き起こす原因になります。
そのため、猫背を改善するためには、肋骨の位置を元に戻すことがとても大切です!
肋骨の柔軟性チェック
肋骨を前に突き出した姿勢が長く続くと、肋骨の柔軟性が低下し、肋骨の動きが悪くなってしまいます。
そのため、まずは肋骨の柔軟性をチェックし、問題があればストレッチなどで柔軟性を高める必要があります。
それでは、肋骨の柔軟性をチェックしていきましょう!
☆方法☆
・タオルを肩幅で持ちます
・タオルが足に当たらないように通します
タオルが足に当たってしまった方は、まずは、肋骨の柔軟性を改善するストレッチを行いましょう!
肋骨の柔軟性を改善するストレッチ
ブレッツェル
横向きに寝て、脚を固定した状態で上半身を捻ることで、肋骨の可動性を出していきます。
ローオブリークツイスト
肘を付いて行うことで肩周囲の筋肉を使うことができますので、肩の位置改善にも効果的です。
こちらのストレッチを行った後に、改めて柔軟性チェックのリブロールテストを行って、ストレッチ前の状態と比較してみてくださいね!
- 猫背の原因の1つは、肋骨が前に突き出て固まっていること
- 肋骨の柔軟性が低下している場合は、上記のストレッチを行いましょう
東京・横浜で猫背を改善したいと思ったら
「きゃっとばっく」のトライアルレッスンでは、姿勢の写真撮影や、体のチェックを行い、肋骨の位置や柔軟性を確認しています。
そして、肋骨の柔軟性が低下している場合には、可動性を向上させるストレッチをしっかりと行い、肋骨の位置を整え、猫背を改善していきます。
肋骨の問題は、呼吸エラーや肩こりにも影響してきますので、これらの症状でお悩みの方にも、とても大切です!
ご自分の姿勢が気になる方、肩こりなどの症状がなかなか改善しない方、ぜひ一度、姿勢の専門家のチェックを受けてみませんか?
トライアルレッスンではカウンセリングの時間を設けていますので、お悩みを詳しくお聞かせ下さい。
お待ちしています!
猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」
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