猫背に関わる症状と改善方法

肩こりの原因は、呼吸の乱れ!?

こんにちは!

猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」です!

今回は、身体の不調に関するお悩みの中でも特に多い「肩こり」に関する記事です。

皆さんも一度は肩こりを感じたことがあるのではないでしょうか?
2022年(令和4年)に厚生労働省が行なったカラダの不調に関するアンケート結果では、男女ともに腰痛に次いで肩こりが2位という結果でした。
それほど多くの方が、肩こりを感じているというわけです。

肩こりの原因は様々ありますが、その中の要因として「呼吸の乱れ」が挙げられます。
まずは、肩こりと呼吸の関係について解説し、最後に呼吸を整えて肩こりを改善するエクササイズやストレッチをご紹介します。

ぜひ最後までご覧ください。

 

肩こりと呼吸の関係

私たちが普段何気なく行なっている呼吸ですが、肺が勝手に膨らんだり萎んだりする訳ではありません。

肺を覆う肋骨や首・お腹に付着している様々な筋肉が働くことで、息を吸ったり吐いたりできているのです。

息を吸うために使われる筋肉を「吸息筋」と呼び、息を吐くために使われる筋肉を「呼息筋」と呼びます。

特に、吸息筋の中で重要なのが横隔膜であり、普段息を吸う時はこの筋肉が70〜80%担っていると言われています。

前述した、吸息筋の横隔膜の働きが低下して呼吸の乱れが生じると、他の吸息筋がそれを補うために過剰に働いてしまいます。

これにより、肩や首周りに付着している「僧帽筋」や「胸鎖乳突筋」「斜角筋」に負担がかかり、筋肉自体が疲れたり硬くなります。

筋肉が硬くなって血流が悪くなると、痛みを感じさせる物質が分泌されるため「不快感=肩こり」を発生させてしまうのです。

呼吸は1日に22,000〜23,000回行なっていると言われていますので、呼吸が乱れを改善せずに放置しておくと、毎回首や肩に負担がかかり肩こりも慢性的になってしまいます。

 

呼吸が乱れる原因

横隔膜の機能が低下し、呼吸が乱れる原因は、姿勢が考えられます。
特に重要なのは「肋骨のポジション」です!

前述でお伝えした、呼吸に大切な横隔膜は、肋骨に付着しています。

当ブログで何度かお伝えしていますが、現代人はオープンシザース姿勢と言って、骨盤が前に出て腰から背中が過剰に反り、肋骨のポジションが崩れた方が非常に多いです。

肋骨のポジションが崩れてしまうと、そこに付着している横隔膜が働きにくくなり、結果的に呼吸が乱れてしまいます。

肋骨のポジションが正しいかチェックする方法の一つとして、肋骨の角度(コスタルアングル)というものがあります。

左右の肋骨の縁でできる角度は、通常80~90度が目安です。

もし、90度よりも広がっている場合、肋骨に付着している横隔膜の働きが低下している可能性が考えられます

このチェックで引っかかった方や、普段肩こりを感じている方は、次でご紹介するエクササイズやストレッチをお試しください。

 

呼吸を整えるエクサササイズ&ストレッチ

それでは、骨盤や肋骨の位置を適正化するエクササイズや呼吸を整えるストレッチなどをご紹介します。

ペルビックティルト

  1. 椅子にカカトを乗せ、小さく前ならえをします
  2. カカトで椅子を押すように力を入れながら、腰の隙間を埋めましょう
  3. 手の甲を床に付けるように、腕を開きます
  4. 呼吸を繰り返しましょう

 

クロコダイル呼吸

お腹の横や後ろ側が膨らむように、膨らみやすいポジションで呼吸するのもおすすめです!

  1. うつ伏せになります
  2. お腹を360度膨らますイメージで呼吸を繰り返しましょう

うつ伏せですと、自然と肋骨が適切なポジションになりやすいです。
その状態で呼吸を行うことで、横隔膜が機能的に働きます。

 

アルマジロ呼吸

クロコダイル呼吸同様、腰を丸めた状態で呼吸を繰り返すことで、背中側が膨らみやすくなります。

呼吸の改善とともに、背中の筋肉を緩めて、反り腰の改善にも効果的です♪

  1. 正座になり、膝の前に肘をつきます
  2. 肘で床を押すようにしながら、背中を丸めます
  3. 背中を丸めたまま呼吸を繰り返しましょう

 

東京・横浜で姿勢を改善するなら

このように、肩こりは巻き肩など肩の位置の崩れだけが原因ではなく、呼吸なども影響しています。

「きゃっとばっく」では、お客様一人一人の身体の状態を詳細に評価し、その方のお悩みや症状に合わせたオーダーメイドのプログラムを提供しております。

初回のトライアルレッスンでは、25種類の評価で多角的に分析して最適なプランを提案しています。

ご自身の姿勢が気になる方やお身体に不調がある方は、ぜひ一度トライアルレッスンへお越し下さい!

【トライアルレッスンの流れ】
①カウンセリング
②分析器やソフトを使用しての姿勢分析
③体のチェック(25種類の機能評価)
④猫背改善の3ステップをご提案

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」