こんにちは。
猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」の古城です。
本日は、睡眠の質を高める為のストレッチについてご紹介させて頂きます。
心理的ストレスと睡眠
新型コロナウイルスの影響によって生活がガラッと変わったことで、ストレスを感じている方や、日々報道される感染者数の増加に伴い、不安感を感じる方が多い事と思います。
そして、そうした心理的なストレスレベルが高くなることで、寝付きが悪くなったり、夜中に何度も目を覚ましたり、十分な時間眠っているのに、疲れがとれないことはありませんか?
心理的なストレスを感じたり、不安感が強いと、緊張モードである交感神経が優位になり、睡眠に悪影響を及ぼす事が考えられます。
また、寝付きが悪くなったことで、ベッドの中で「眠れない」、「このままだと睡眠時間が短くなって、明日の仕事に影響が」などと悶々とすることで、更に眠れなかったり。
更には、朝起きても疲れがとれなかったり、眠さが続く事から、コーヒーやエナジードリンクなどのカフェインを含んだドリンクを飲む量が増え、更に交感神経が優位になるなどの悪循環に陥りがちです。
ストレッチでカラダを緩めてグッスリ眠る
そこで今回は、身体の緊張を緩め、副交感神経を優位にし、グッスリと眠れる様にする為のストレッチ&エクササイズをご紹介致します。
肋骨周りを緩めるヒップローテーション
仰向けに寝て、リラックスした状態で左右に膝を倒していく事で、腰や胸周りの筋肉をストレッチをしたり、肋骨の弾力性を高めていきます。
緊張が強く、身体を固める様に過ごしていると、肋骨の弾力性が失われて、呼吸も浅くなりがちです。
ゆっくりと深い呼吸をしながらヒップローテーションを行うことで、肋骨の動きも出てきます。
背中を緩めるフォースタンスストレッチ
デスクワークなどで固まりやすい、背中周りの筋肉を緩めていきます。
背中の筋肉の緊張が強くなることで、骨盤や背骨、肋骨の位置が変化し、姿勢が崩れると共に、より緊張モードの交感神経にスイッチが入りやすくなりますので、フォースタンスストレッチを通して、背中の筋肉を緩めていきましょう。
呼吸の改善に効果的なプレイ
緊張が強くなる→身体が反る→呼吸が浅くなる&更に交感神経にスイッチが入り、緊張が強くなるといった、負のスパイラルに陥りがちです。
はじめに、ヒップローテーションのエクササイズを通して、胸周りの筋肉を緩めたり、肋骨の弾力性を高め、その後、フォースタンスストレッチを通して背中の筋肉を緩めながら、身体の過剰な反りを改善していきます。
そして、こちらのプレイを行う事で、骨盤や肋骨の位置を改善すると共に、肋骨には呼吸に最も大切な筋肉である横隔膜が付着をしていますので、肋骨の位置が改善をすることで、横隔膜の機能も高まり、呼吸の改善にも効果的です。
もし膝が痛い方は、以下の椅子を使ったエクササイズでも大丈夫ですので、ご自分が行いやすい方を実施してみてくださいませ。
各エクササイズ5回をくらいを目安に、お風呂上りなどのカラダが温まっている時に、リラックスしながら行ってみて下さいませ。
気が付いたらリビングで朝を迎えていたなんてことが無い様にだけ、お気を付けくださいませ。