猫背の改善方法

猫背を治す二の腕エクササイズ

こんにちは。
猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」です。

本日は、肩の内巻きが気になるという方必見、二の腕エクササイズをご紹介します!

肩の内巻き度チェック

エクササイズに入る前に、まずはご自身の肩の内巻き度をチェックしてみましょう。

チェック方法は簡単、壁にカカト・お尻・頭をつけて立ち、肩と壁の隙間をチェックします。

①2横指分:良い姿勢
日々のケアでこの状態を維持しましょう!

②3横指分:内巻きレベル1
綺麗な姿勢までもう一歩!
肩甲骨のエクササイズを重点的に。

③4横指分:内巻きレベル2
少し身体の緊張が強いかも。
背中のストレッチ、腹筋、肩甲骨のエクササイズを多めに。

④5横指分:内巻きレベル3
骨盤の位置も崩れているかも。
上記のエクササイズに加え、骨盤エクササイズも必須。

いかがでしたか?
内巻きレベル3だった・・・という方もご安心ください、日々のエクササイズで改善は見込めます♪

肩甲骨の位置がポイント

肩関節の説明イラストVISIBLE BODYで作図

続いては、内巻き肩を治すためのポイントを確認していきましょう。

上図のとおり、肩というのは「上腕骨+肩甲骨」で出来ていますので、肩甲骨の位置が悪いと肩の位置も崩れます。
肩甲骨から腕が生えているようなイメージです。

そのため、肩甲骨を正しい位置に戻すことが、内巻き肩の改善には必須ですね!

そんな肩甲骨には沢山の筋肉が付着していますが、今回はその中でも重要な「二の腕」の筋肉に焦点を当てていきます。

二の腕の筋肉の作用

上腕三頭筋のイラストVISIBLE BODYで作図

二の腕の筋肉は専門的に「上腕三頭筋」呼ばれますので、ここからは上腕三頭筋と表記していきますね。

上腕三頭筋は肩甲骨から前腕の骨についている筋肉です。
二の腕の運動というと、肘の曲げ伸ばしが一般的ですが、実は肩や肩甲骨の動きにもかかわっています。

上腕三頭筋は、肩甲骨から肩の後ろ側を通っていますので、肩甲骨を後傾(背中側にお辞儀)させる作用があります。

つまり、内巻き肩の肩は肩甲骨が前傾(お腹側にお辞儀)していることが多い為、上腕三頭筋を活性化することで、肩甲骨の位置を整え、内巻き肩の改善にもとても効果的というわけですね!

サイドゲットアップ

それでは、上腕三頭筋を活性化させる、「サイドゲットアップというエクササイズをご紹介いたします。

☆エクササイズのポイント☆
①動画のように、良い姿勢を維持しましょう。
②肩甲骨を後傾(背中側にお辞儀)させるイメージで行ってください。
また、その際に腰を反らないように気を付けましょう。
③目標回数:6~10回×1~2セット

二の腕に効いている感じはありましたか?

最後に補足すると、肩甲骨の土台は肋骨や骨盤となるので、今回ご紹介したサイドゲットアップの前に、もも裏や腹筋の運動をして頂くと、さらに効果的です!

肩甲骨の位置を整え、内巻き肩を改善していきましょう♪

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」

ABOUT ME
中北貴之
理学療法士/imok Technical Director/大手フィットネスクラブにて活動後、痛みを抱えているお客様をサポート出来る様になりたいと、理学療法士の学校へ進学。卒業後は理学療法士として整形外科クリニックへ勤務。理学療法士として活動をしながら、トレーニングやコンディショニングの学びを続け、2018年4月よりimok株式会社へ参画。治療からコンディショニング、パフォーマンスアップまでを行えるコンディショニングコーチとして幅広く活動中。