こんにちは!
猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」です!
日本人の約80%が生涯に一度は経験すると言われる腰痛。
5人に4人が経験すると思ったら、結構多くの方が腰痛を経験していることになりますね。
きゃっとばっくにお越しいただくお客様のお悩みでも、TOP3に入るといっても過言ではないくらい、よくお聞きします。
四つ這い移動から直立二足歩行へと進化を遂げた人類にとって、重力による背骨へのストレスは避けては通れない道なのかもしれません。
今回は、背骨へのストレスを減らして、腰の負担を軽減するためにおすすめのエクササイズをご紹介いたします!
Contents
背骨のカーブと抵抗力
皆さんは、背骨がどういう形をしているかご存知ですか?
首から腰にかけて24個もの骨が連なってできている背骨は、S字のカーブを描くように曲がっています。このカーブのことを生理的弯曲といって、3つのカーブが存在します。
これら3つのカーブを専門用語で、頸椎の前弯、胸椎の後弯、腰椎の前弯といいます。
これらのカーブがあることで、背骨は重力による抵抗力を高めことができます。
そして、背骨のカーブの数によって抵抗力は変化し、カーブの数が減少するほど抵抗力は低下します。
カーブが1つだと抵抗力は20%、2つだと50%、3つあることで100%になると言われています。本来3つある背骨のカーブが1つ減るだけで、重力に対する抵抗力がかなり低くなることがわかりますね。
猫背と背骨のカーブ
他の記事でもお伝えしていますが、
現代人に多いのは「スウェイバック&ストレートネック」という、腰から背中が過剰に反って、首の付け根が丸まって、頭が前に出た姿勢です。
この姿勢になると首のカーブがなくなり、背骨本来の3つのカーブは2つへと減少し、背骨の抵抗力も低下してしいます。
その結果、カーブ一つ一つにかかる負担が高くなり、首元はさらに丸くなりやすく、腰〜背中は反りやすくなり、首や腰に痛みを感じやすくなります。
抵抗力も50%と本来の背骨に比べると半減してしまうわけですから、2倍の負担が首や腰にかかってしまいます。
上記の内容から、腰痛の改善には背骨のS字カーブを取り戻し、姿勢を整えることが重要であるといえますね!
腰への負担を軽減するエクササイズ&ストレッチ
背骨のカーブを整えるためには、まずは腰から背中にかけての”過剰に反ったカーブを緩める”ことが大切です!
そこでオススメなのが、ピラティスチェアを活用した『スタンディングロールダウン』
マシンピラティスエクササイズ『スタンディングロールダウン』
こちらは、“ピラティスチェア”というマシンを活用して、前屈動作を行うエクササイズです。
ペダルについたバネの抵抗に対抗するために、自然と腹筋の活動が高まると同時に、背中の緊張を緩和することができます。
これにより、過剰に反った腰〜背中のカーブを改善していきます。
きゃっとばっくでは、上記のようなマシンピラティスを活用したエクササイズを行ってお客様のお悩みを改善していきます!
他にも、ご自宅でも行えるエクササイズもご紹介いたします。
腰の負担の軽減に効果的なエクササイズになりますので、腰痛や腰の張りで悩まれている方は、ぜひお試しください!
ご自宅で行えるエクササイズ『ハーフヒップリフト』
こちらは、太ももに裏側の筋肉を使って、骨盤の位置を整えながら腰のカーブを改善する種目です。
・台に足を乗せて、股・膝関節・足首を90度にしましょう。
・カカトで台を押しながら、ゆっくりとお尻を床から浮かせます。
・腰を反らさず、逆に丸めるように行うと効果的です。
ご自宅で行えるエクササイズ『カールアップ』
こちらは、腹筋を使って反りやすくなった腰を丸めていく種目です。
腹筋に刺激が入ることで、自然と背中の筋肉は緩み、過剰に反った腰〜背中のカーブを本来のカーブへと戻します。
・台に足を乗せて、股・膝関節・足首を90度にしましょう。
・カカトで台を押すように、真下に向かって力を入れます。
・息を吐きながら上体を起こし、2回呼吸を繰り返します。
・アゴの下は拳1個分程の隙間を空けて、引きすぎないようにしましょう。
東京・横浜で姿勢、肩こり、腰痛を改善するなら
今回は、腰痛が起こる1つの要因として背骨のカーブについてご紹介しました。
腰痛の原因には、これ以外にも様々なものが挙げられます。
きゃっとばっくでは、姿勢改善の専門家が、トライアルレッスンの際に、どこに問題があるのかお身体の状態を詳しくチェックし、一人ひとりにあったプランをご提案します。
そして、お客様のお身体の状態や目的に合わせてエクササイズを提案させて頂きます。