猫背に関わる症状と改善方法

姿勢は足元から整える

こんにちは!
猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」です。

猫背を改善するためには、足元を整えることが、とても大切です。
立っている時に地面に接しているのは足だけですから、足元が不安定な場合は姿勢の崩れを引き起こし、スタイルの崩れにもつながります。

姿勢改善に大切な足のアーチこんにちは。 猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」です。 今回は、猫背改善に大切な「足のアーチ」についてお話いたします。 ...

女性はハイヒールを履くことも多いかと思いますが、カカトよりもつま先が低い状態は足首がとても不安定になっています。
そのため、捻挫しやすかったり、むくみの原因となったり、さらには歩行時の衝撃吸収機能に影響が出て膝や股関節の痛みにつながることもありますので、足元の安定性を高めることはとても重要です。

足首の不安定性

「足首を捻挫したことがある」という方は多いと思います。
サッカーやバスケットボール、バレーボールというような、ジャンプや切り返し動作が多いスポーツの場面でよくみられる怪我です。

捻挫というのは、「関節に力が加わって起こる怪我のうち、骨折と脱臼を除いたもの」です。具体的には、靭帯や腱というような軟部組織といわれるものや、軟骨の怪我です。
(出典:日本整形外科学会)

重症度は3段階にわけられていて、中等症から重症の場合は、歩行時に痛みが出る、もしくは歩行が困難であったり、関節の不安定性がみられるため、テーピングやギプス固定が必要となります。

足首の捻挫の多くは、前距腓靭帯や踵腓靭帯といった靭帯が損傷を受け、足首を構成する距腿関節の背屈(はいくつ)という、足首を曲げる動きに制限が出る場合があります。

歩行への影響

私たちの歩行は、カカトから地面に設置して、重心を少しずつ前方へ移動させ、最終的に地面を押すようにしながら、前方へと進んでいきます。

人間は進化の過程で、遠くまで歩くことができるように骨の形も変化し、歩行に適したメカニズムが備わっています。

しかし、捻挫による靭帯損傷などで足首の動きに制限があると、歩行動作をスムーズに行うことができず、筋肉の過剰な疲労が起きたり、足首の動きを膝や股関節で代償するようになり、不自然な歩行や痛みにつながってしまいます。

下の写真は、足首の背屈動作に制限があるかどうかをチェックする方法です。
足を一直線にして、カカトを地面に付けたまま膝を曲げて、後ろ足の膝が青いライン(前脚の内くるぶしの後ろ側)を越えるかを確認します。青いラインを越えない場合は、足首の動作に制限があるということになります。

捻挫の既往歴がある場合は、背屈制限がみられる方も多いので、一度、足首の動きを確認してみてくださいね。

ちなみに、後ろ足の膝が、前足の内くるぶしの前側を越えてしまう場合は、柔らかすぎるため、不安定性が高いということになります。

また、カカトよりもつま先が低い状態、ハイヒールを履いているような場面は、足の骨の形状により足首の不安定性が高く、捻挫しやすいと考えられます。
そのため、日頃からハイヒールを履く方は、特に足首の安定性を高めるエクササイズが大切になります。

足元を整えるエクササイズ

もし、足首が硬くて背屈制限がある場合は、捻挫の影響などで距骨(きょこつ)と呼ばれる足首にある骨が、本来の位置からズレてしまっていることが考えられます。
そのため、写真のように、サポートしながら足首を動かすことで、骨の位置を改善していきます。

そして、ピラティスリフォーマーを使った”フットワーク”というエクササイズは、足首の安定性を高めるために必要な、後脛骨筋や長腓骨筋といった筋肉を活性化することができます。

このエクササイズのポイントは、足でフットバーを押す時に、母指球で押すことです。
足の崩れがある方の場合、小指側に重心を乗せてしまう場合が多いため、しっかりと母指球を意識して行います。

この種目はふくらはぎのストレッチとしても行えますので、むくみを感じている方には、気持ち良く行っていただくことができます。

さらに、ピラティスチェアを使って、より歩行動作に近い環境で行うこともできます。
こちらのエクササイズの場合、腹筋群や前鋸筋などの筋肉も同時に活性化することができるため、姿勢改善にはとても効果的です。

東京・横浜で姿勢を改善するなら

足は、姿勢にも歩行にも、とても重要な役割をもっています。
足元が崩れてしまうことで、膝や股関節、さらには腰や背骨といった箇所にも影響が及ぶことがあります。

足部を整えることで適切に筋肉が働くようになり、姿勢や歩行、そしてスタイル改善にもつながり、すっきりとした足をつくることもできますよ。

足のお悩みを抱えている方も、気軽にご相談下さいね!

トライアルレッスンでは、足の崩れのチェックも行い、一人ひとりに必要な改善プランをご提案させていただきます。
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