猫背の改善方法

広背筋を緩めるフォースタンスストレッチ

こんにちわ。

本日は、広背筋を緩める「フォースタンスストレッチ」というエクササイズになります。

広背筋の緊張とリブフレア

 このエクササイズでは、反り腰や肩の内巻きを引き起こす原因となる「広背筋」をストレッチします。

この広背筋は縮むと背中が反り、肋骨が前に飛び出すような姿勢になります。

 こうした肋骨が前に飛び出し拡がった状態を「リブフレア」と言い、猫背の原因にも繋がります。

 そして、上記の様な姿勢になると緊張&興奮モードの交感神経が優位になってしまい、リラックスしずらくなる傾向にあります。

その為、こうした姿勢の方は、不眠や歯ぎしりなどで悩んでいることも多かったりします。

このエクササイズで広背筋をしっかり伸ばして、緊張モードから抜け出せる様にしていきましょう。

背中(広背筋)を緩めるフォースタンスストレッチ

やり方

  • 四つ這いになります
  • 片方の手をもう片方の手の前に着きます(掌1枚分程度が目安)
  • 背中を丸めながら肘を曲げて、おしりをかかとへ近づけます
  • 体側を伸ばしたところで呼吸を繰り返します(鼻から吸って口から吐きましょう)

 

 

目的

  • 反り腰の改善
  • 肩の内巻きの改善
  • 肩こりの改善など

 

  • 肩がすくむ

お尻をかかとに近づけるときに肩がすくんでしまうと、肩を痛めてしまったりします。肩を下げながら行うようにしましょう。

  • お尻を引いたときに腰の丸みがない

股関節が柔らかい方や関節弛緩性といい関節が過剰に柔らかい傾向の方は、お尻を引いたときに腰のあたりに丸みができず、反ったまま行えてしまいます。

そうするとエクササイズの効果が半減してしまいますので、少し背中を丸めるようにして行うようにしましょう。

 股関節のあたりが窮屈でつまる感じがある方は、先に別のエクササイズを行ってからの方がスムーズに行えるようになりますので、そういった方は次のエクササイズを試してみてくださいませ。

股関節のつまりを改善するエクササイズ「ロッキング」

やり方

  • 四つ這いになり、お尻から頭を一直線にします
  • そのままお尻をかかとに近づけます
  • 前後の動きや左右の動き、対角に動かしましょう

 先ずはこちらのエクササイズを通して、無理のない範囲で股関節を動かしてみてください。

このエクササイズをゆっくりと繰り返すことで、股関節の動ける範囲が拡がっていきますので、その後にフォーススタンスストレッチを行って頂けると効果的です!

猫背を改善しながら、過剰な緊張&興奮モードから抜け出し、リラックス出来る様にしていきましょう

1日5回だけでもOKですので、ぜひ行ってみて下さい

ABOUT ME
古城奈々絵
Reformer for Motor Learning Speciailst/猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」横浜店マネージャー/トレーナー養成専門学校卒業後、福岡の整骨院に勤務。主に学生アスリートへのけがの治療や競技復帰のためのリハビリトレーニングを行い、 高齢者の方までの体のケアを行う。2014年4月より「世界中にI am OK You are OKな人を増やしたい」という、オーナーの熱い思いに賛同し、imokに株式会社に参画。現在はReformer for Motor Learningのスペシャリストとして活動すると共に、スタジオのマネジメント、講演のアシスタント講師やメディア監修など幅広く活動。