猫背の改善方法

ストレートネック改善方法

こんにちは。
猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」です。

本日は「ストレートネック改善方法」についてお話いたします。
首こりや肩こり、頭が前に出た姿勢を改善したいという方は必見です!

ストレートネックとは

ストレートネックの説明イラスト

ストレートネックとは、首の骨(頚椎)の本来のアーチが無くなり、頚椎が真っすぐになっている状態のことです。

そもそも、背骨には生理的弯曲といって、「頚椎の反り」「胸椎の丸まり」「腰椎の反り」があり、身体への負担を緩和しています。

背骨の生理的弯曲のイラストVISIBLE BODYで作図

ところが、不良姿勢が長期間続くと、この生理的弯曲が崩れてしまうことに。

その代表的な例がストレートネックです。

なぜストレートネックになるの?

それでは、なぜストレートネックになってしまうのでしょうか?

多くの場合、頭部や頚部の土台となる「胸郭」という胸椎や肋骨、鎖骨のアライメントが崩れることで生じます。

前述のとおり、背骨には生理的弯曲がありますが、現代人の多くがストレス過多な状態で、下図のように腰椎が反りすぎ、適度に丸まっていて欲しい胸椎も平坦になっていて、上半身が後方に傾いた姿勢になっています。

このように上半身が後方に傾いていると、顔は正面を向かないといけないので、首の付け根の辺りを丸めてバランスを取ることに。

そうすると、頚椎の反りが失われて真っすぐに、つまりストレートネックになってしまうというわけですね。

そのため、ストレートネック改善のためには、頭部や頚部の土台となる胸郭を整えること、そして胸郭の土台となる腰椎や骨盤位置を改善することが重要です。

以下のようなエクササイズは、ストレートネック改善のファーストステップとして効果的です。

ストレートネック改善に効果的な「Re-arch」

ここまでお話してきたように、ストレートネック改善のためには土台となる、胸郭や骨盤のエクササイズが必須で、土台を整えることでストレートネックが改善される場合もあります。

ところが、頭が前に出た不良姿勢が長く続いている方は、首の筋肉が硬くなってしまっていて、土台を整えるだけでは改善出来ないことも。

そのような方は、先に首の筋肉を緩めることも必要ですが、自分で筋肉を緩めるのはなかなか難しいですよね。

そんな方にオススメなのが「Re-arch」です!

Re-archを使っている写真

写真のようにRe-archを首に置き、うなずき運動や首振り運動を行うだけで、ご自身でも心地よく首の筋肉を緩めることができます。

うなずき運動をしている写真

また、筋肉を緩めるだけではなく、頚椎の反りを維持するためにはエクササイズをして筋肉を活性化することも大切です。

頚椎のアーチを作った状態で、骨盤や背骨を動かすエクササイズをすることで、根本的な姿勢改善につながります。

骨盤と背骨のエクササイズをしている写真

パソコン作業やスマホを利用する時間が長いという方は、どうしても頭が前に出た不良姿勢になりやすいので、セルフコンディショニングをしてリセットしていくことが大切ですね♪

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ABOUT ME
中北貴之
理学療法士/imok Technical Director/大手フィットネスクラブにて活動後、痛みを抱えているお客様をサポート出来る様になりたいと、理学療法士の学校へ進学。卒業後は理学療法士として整形外科クリニックへ勤務。理学療法士として活動をしながら、トレーニングやコンディショニングの学びを続け、2018年4月よりimok株式会社へ参画。治療からコンディショニング、パフォーマンスアップまでを行えるコンディショニングコーチとして幅広く活動中。