猫背の改善方法

ピラティスマシンを活用した猫背矯正

こんにちわ

猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」代表の小林です

日本では「ピラティス」というと、マットを一枚敷いて行う、いわゆる「マットピラティス」が一般的です

その為、ピラティスマシンを用いるものは、上級者向けの様に思われがちですが、マシンを活用する事で、じつは様々な動きをサポートすることができ、初めてピラティスを行う方や、運動が苦手な方にもオススメです

ピラティスリフォーマーを活用した猫背矯正

まずはこちらのピラティスリフォーマー

もとは負傷した兵隊さんのリハビリテーションから生まれている為、ベッドにスプリングを取り付けた様なマシンになっています

スプリングが複数付いていて、お客様の身体や目的、エクササイズに合わせて調整出来る様になっていますが、スプリングは負荷として用いるだけではなく、動きのサポートに用いることが可能です

その為、マットエクササイズでは難しいと感じる動きや、上手くコントロール出来ないものも、リフォーマーを用いる事で楽に身体を動かす事が出来ます

例えば、こちらのロールオーバーというエクササイズは、背骨の柔軟性を高めるのに効果的ですが、マットで行おうとする難易度が高く、「難しい」と感じる方が多いですが、リフォーマーで行う場合は「気持ちいい」と言う方がほとんどです

そして、猫背の矯正を行う際に、最初に背中周りの筋肉を緩めながら、背骨の柔軟性を高めていく事は重要なポイントになりますので、まさに猫背改善に最適なエクササイズ

こちらの「ラウンドバック」というエクササイズも、背骨や肋骨の柔軟性向上、ふくらはぎのストレッチなどに効果的ですので、ロールオーバーと組み合わせて行う事で、デスクワークでガチガチになった背中を効率よく緩めることが出来ます

その後で、以下の「レジスタンスきゃっとばっく」のエクササイズを通して、腹筋を刺激することで肋骨を本来のポジションに戻したり、前鋸筋や僧帽筋の下部線維など、肩甲骨周りの筋肉を刺激することで、肩甲骨周りの安定性を高め、より良い姿勢を創っていきます

ピラティスチェアを活用したキレイな姿勢創り

そして、下半身の機能改善やスタイル創りに効果的であり、リフォーマーより少し強度や難易度が高いエクササイズが多いのが、こちらの椅子型の器具である「ピラティスチェア」です

リフォーマーによる動きのサポートを通して、理想的な動きを獲得していきつつ、ピラティスチェアを活用したエクササイズを行う事で、より多くの刺激を脳や筋肉に入れ、キレイな姿勢を獲得します

上記の「ヒップリフト(片脚)」のエクササイズは、ももの裏側やお尻の筋肉を強化するのに効果的なエクササイズです

このエクササイズを通して、ももの裏側やお尻周りの筋肉を強化する事で、姿勢の要ともいえる、骨盤を本来の位置に戻していきます

そして、こちらの「セラタスフットワーク」というエクササイズでは、腹筋や肩甲骨周りの筋肉を刺激し、背骨や肋骨、肩甲骨を本来の位置に整えます

更には、足の骨格を整えつつ、足から血流の改善も行っていく為、むくみもスッキリ

また、立っている時に、地面と唯一接する足は、人の身体の土台になりますので、足が整う事は、猫背の矯正に大きな影響を与えます

私達は、身体中にある様々なセンサーから、「自分がどうなっているのか?」という情報を常に受け取りながら、自分の状態を把握し、無意識に姿勢を保っていますが、日頃からデスクワークが多く、運動や活動の量が少ないと、自分の現状を把握できず、キレイな姿勢を保つことが出来ません

しかし、ピラティスマシンを活用したエクササイズを行う事で、運動が久しぶりであったり、苦手な方でも、より様々なポジションで多様なエクササイズを行う事が出来る為、身体中のセンサーが活性化し、自然とキレイな姿勢を創り易くなります

その為、ピラティスに興味を持っている方や、猫背を矯正し、姿勢をキレイにしていきたいと考えている方は、ぜひピラティスマシンも難しそうと思わずに、楽しみながら挑戦してみてくださいませ

ABOUT ME
小林俊夫
imok株式会社(アイモック)代表取締役/猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」代表。  トレーナーとして活動をしながら2008年、2009年にアメリカへピラティスの研修を受けに行き、マスタートレーナーの認定を取得。その後、2010年に医療系国家資格を取得。  現在はスタジオの経営、メディアの監修及び出演、全国での研修及び講演、ピラティスリフォーマーの製造及び販売をしながら、姿勢&機能改善、パフォーマンスアップ専門のトレーナーとして、世界中に「I am OK You are OKな人」を増やす為に活動中。