こんにちは!
猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」です。
前々回の投稿で、猫背と肩甲骨の関係性についてお伝えしました。
こちらの投稿では、巻き肩や二の腕のたるみなど、
見た目への悪影響についてご紹介しました。
しかし、肩甲骨の位置が崩れることは、
腕が上がりづらい・四十肩や五十肩など、痛みの原因にもなります。
上記でお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください!
Contents
腕を上げる際のメカニズム
上図のとおり「上腕骨+肩甲骨」で出来ているのが、
いわゆる”肩”になります。
上腕骨と肩甲骨は連動して動いており、
腕を上げる際には、上腕骨と肩甲骨は約2:1の割合で動きます。
このように、上腕骨と肩甲骨が2:1で動くことを肩甲上腕リズムといいます。
腕を上げる際には、この肩甲上腕リズムが正常に起こらないと、
肩にストレスがかかってしまいます。
つまり、肩の痛みを治すには、”肩甲骨の位置や動きの改善”が重要だといえますね!
猫背と肩甲骨の動き
一方、猫背や巻き肩だと、肩甲骨の動きが悪くなってしまいます。
少し専門的な話になりますが、
腕を上げる際に、肩甲骨には3つの動きが求められます。
・腕を上げる際に必要な肩甲骨の動き
→肩甲骨の上方回旋-外旋–後傾
一方、猫背の方の肩甲骨は、以下の様な状態になっている場合が多いです。
・猫背の方の肩甲骨
→肩甲骨の挙上-外転-内旋-前傾
青文字と赤文字の部分を見て頂くと、真逆の動きになっています。
つまり、猫背姿勢では
肩を上げる際に必要な肩甲骨の動きが起きづらくなり、
肩の突まりや痛みを引き起こしてしまいます。
肩甲骨の動きを改善する筋肉
最後に、
肩甲骨の動き改善のために重要な、2つの筋肉についてご紹介します。
それは、前鋸筋と菱形筋という筋肉になります。
これらの筋肉は、
上図のように、肩甲骨から肋骨や胸椎(背骨)に付着しています。
そのため、肩甲骨を正しいポジションに保つ働きがあります。
また、腕を上げる際の肩甲骨の外旋などの動きに関わるため、
これらの筋肉が働くことで、肩甲骨の動きの改善にもつながり、腕が上げやすくなります。
肩甲骨の動きを改善するエクササイズ&ストレッチ
それでは、前鋸筋と菱形筋の活性化に効果的なエクササイズを、2つご紹介します。
きゃっとばっくニーアップ
・肩がすくまないように注意しましょう。
・余裕があれば、下のエクササイズに挑戦してみてください!
きゃっとばっくハンドアップ
エクササイズを行った後は、バンザイ動作を行い、腕の上がりやすさを確認してみてください!
東京・横浜で猫背を改善したいと思ったら
猫背のデメリットは、見た目が悪くなるだけでなく、肩こりや腰痛などの原因にもなります。
なかなか改善できない「不調」の原因は何なのか、ぜひトライアルレッスンでチェックしましょう!
どこに問題があるのか、お身体の状態を詳しくチェックし、一人ひとりにあったプランを提案します。
気になる方は、ぜひトライアルレッスンへお申し込みくださいませ。
猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」
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