こんにちは!
猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」です。
今回は
「体が柔らかすぎると、猫背になりやすい?」というテーマについてご紹介します。
実は、180度開脚ができる・前屈で手のひらを床に付けられるなど、
いわゆる”体が柔らかすぎる”ことは、
猫背の原因になります。
ぜひ、最後までご覧くださいませ♪
Contents
体が柔らかすぎる「関節弛緩性」とは?
まずは、“体が柔らかすぎる”方について、
前屈を例に説明していきます。
本来、前屈では
左の写真のように、指先が床に軽くタッチできるくらいの柔軟性が理想的です。
それに対して、右の写真のように
手のひら全体が床につく場合は、体が柔らかすぎると判断されます。
このように、過度に柔軟性があることを、
関節弛緩性(かんせつ しかんせい)といいます。
関節とは、骨と骨のつなぎ目のことであり、
本来は、靭帯によって動き過ぎないよう制御されています。
しかし、関節弛緩性の方は、靭帯などの組織がゆるんでいるなどの要因により、
関節の安定性が低下しています。
その結果、靭帯によるブレーキ機能が働かず、
通常の可動範囲を超えて動いてしまうんですね。
ちなみに、関節弛緩性は、先天性と後天性に分けられ、
後天性の原因としては、過去に捻挫や脱臼などで靭帯を損傷した場合や、
バレエや新体操など、柔軟性が伴う競技を続けた結果、靭帯がゆるんでしまったケースがあげられます。
なお、一度ゆるんでしまった靭帯は、元に戻らないため、
後述するエクササイズ等により、関節を安定させることが重要です!
関節弛緩性のチェック
それでは実際に、関節弛緩性のチェックを行ってみましょう。
本来は、全身を検査しますが、
今回は簡易バージョンということで、すぐに確認できるものを2つご紹介します。
関節弛緩性チェック①
まずは、手首のチェックです。
手で動きをサポートし、親指が腕につくか確認します。
手首本来の可動域であれば、親指が腕につくことはありません。
親指が腕につく場合は、関節弛緩性の疑いアリです。
関節弛緩性チェック②
次は、肩のチェックです。
体の背面で両手をつなぎましょう。
写真の様に、指の第一関節くらいまで軽く握れる場合は正常ですが
指の第二関節あたりまで深く握り込める場合は、関節弛緩性の疑いアリです。
ご覧の皆さんは、当てはまりましたか?
身体が柔らかすぎると、猫背になりやすい!?
ここからは、本題の関節弛緩性と猫背の関係性についてお伝えしていきます。
私たちの姿勢は、以下の3つのシステムによって支えられています。
専門的な説明は、ここでは省略しますので、
「姿勢は、3人の担当者によって支えられているんだな〜」くらいの認識で大丈夫です!
それに対し、関節弛緩性は靭帯がゆるんでおり
担当者の1人がサボっている様な状態です。
本来3人で分担するハズの仕事なのに、1人抜けたら大変ですよね。
つまり、
関節弛緩性の方は、姿勢を安定させるシステムが1つ破綻しているため、
猫背になりやすいというわけなんです。
関節弛緩性の方におすすめのエクササイズ&ストレッチ
関節弛緩性の方が姿勢を改善するには、どのような方法がオススメなのでしょうか?
繰り返しになりますが、一度ゆるんでしまった靭帯は戻らないため、
靭帯以外の2つのシステムに働いてもらうことが重要です。
そこで、おすすめなのがピラティスリフォーマーの活用です!
こちらはアームサークルズという、ピラティスのエクササイズでして、
ロープを腕に巻いて、クルクルと円を描くように回します。
肩にはロープからの張力がかかっており、その負荷に抵抗するために、
自然と肩の関節を安定させるインナーマッスルが刺激されます。
また、肩を回すような円運動は、関節内のセンサーの活性化に非常に効果的なため、
筋肉と関節内のセンサー両方を活性化させることができる
まさに関節弛緩性の方にピッタリのエクササイズと言えますね。
「きゃっとばっく」では全店舗にピラティスリフォーマーを完備しており、
体が柔らかい方や、反対に柔軟性に自信のない方など、様々なお身体の状態に合わせて猫背を治すことができます!
東京・横浜で身体の悩みを改善したいと思ったら
今回ご紹介したチェックは、簡易的な方法になります。
「きゃっとばっく」のトライアルレッスンでは、全身を詳しくチェックし、一人ひとりにあったプランをご提案しております。
また猫背のデメリットは、見た目が悪くなるだけでなく、肩こり、腰痛などの原因にもなることが挙げられます。
なかなか改善できない「猫背」や「不調」の原因は何なのか、
体が柔らかすぎることかもしれませんし、それ以外の原因かもしれません。
ぜひトライアルレッスンでチェックしましょう!
気になる方は、トライアルレッスンへお申し込みくださいませ。
猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」
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