こんにちは。
猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」です！
日本人の成人の２０％が慢性的な不眠ともいわれており、「なかなか寝付けない」「夜中に起きてしまう」「寝ても疲れがとれない」など、睡眠トラブルを抱えている方はとても多いです。
忙しい現代では、不規則な生活やストレス、食習慣などが睡眠の質を低下させ、仕事のパフォーマンスや健康にも大きな影響を及ぼします。
今日は、体をリラックスさせて、睡眠の質を改善するための簡単なストレッチをご紹介します。
Contents
睡眠時間が短い日本人
2021年のOECD（経済協力開発機構）の調査では、日本人の平均睡眠時間は7時間22分。
33の先進国の中でもっとも短いという結果となりました。
さらに、厚生労働省の調査によると、1日の平均睡眠時間が6時間未満の割合は、男性が37.5%、女性は40.6%と、かなり多くの方が日々の寝る時間を削って生活をしているようです。
睡眠と自律神経
体の機能を司る自律神経には、交感神経と副交感神経があり、その時々の環境にあわせてバランスをとりながら働いています。
日中の活動的な場面では交感神経が優位となる一方で、睡眠などのリラックスタイムには副交感神経が優位になることが理想的です。
そのため、寝る直前までスマートフォンやパソコンの光を浴びていたり、騒音のある場所や明るい場所といった、ストレスのかかる環境で眠ることは、交感神経にスイッチが入りやすく、睡眠に悪影響を及ぼします。
そのため、夕方以降は自宅の照明を暖色系に変更したり、お風呂に入って温まったり、寝室の環境を整えることがとっても大切です。
自律神経については、こちらの記事でもご紹介していますので、気になる方はぜひご覧ください。
背骨を整えるエクササイズ
自律神経を整えるためには、背骨を本来の形に戻すことが大切です。
自律神経は、首や背中、骨盤というように、背骨に沿って走行しているため、猫背によって背骨のバランスが崩れてしまうと、自律神経にも影響が及ぶと考えられます。
猫背の方は、背中が過剰に丸まっていたり、腰は過剰に反っていたりと、背骨がもつ本来のＳ字カーブが崩れてしまっています。
そのため、日頃から猫背によって圧迫されてしまっている部分を解放してあげるストレッチがおすすめです！
ロールアップロールダウン
- 仰向けに寝て、両手を上げます
- 頭側から、ゆっくりと体を起こしていきます
- 起き上がったら、今度は腰からゆっくりと寝ていきます
プレイ
- 正座をして、両手を床に付けます
- 両手で床を押すイメージで、背中を丸めます
- ゆっくりと元に戻ります
寝る前におすすめのストレッチ
ここからは、寝る前におすすめのストレッチです。
ゆっくりと呼吸を繰り返すことで、リラックス効果が高まりますので、睡眠に悩みを抱えている方は、ぜひお試しくださいね。
フォースタンスストレッチ
- 四つ這いになり、左手を右手の前に置きます
- 背中を軽く丸めながら、お尻を後ろに引き、右肘は床に下ろします
- そのまま、呼吸を数回繰り返しましょう
- 反対側も同じく行いましょう
アルマジロ呼吸
- 正座をして、両肘を床に付けます
- 背中を丸めるようにして、呼吸を繰り返します
ストレッチの他にも、良い睡眠のためには、生活リズムを整えて、日中は軽くお散歩をしたり、栄養バランスの良い食事をすることも大切です。
朝起きた時に光を浴びると、体内リズムがリセットされます。その時点で、夜の眠りへの準備が始まるんです。そして、昼間に太陽光に浴びておくことで、夜には眠くなる作用をもたらすメラトニンというホルモンが分泌されます。
このメラトニンの材料はタンパク質で、メラトニンに変化する過程では、ビタミンB群や鉄、葉酸といった栄養素も重要ですので、食生活が乱れている方は、健康のためにも、睡眠トラブル改善のためにも、見直してみてくださいね。
東京・横浜で姿勢を改善するなら
猫背を改善することは、見た目を良くすることに加えて、自律神経のバランスを整えることにもつながります。
猫背を改善したい方、腰痛や肩こりでお困りの方、その他お体のお悩みがある方は、まずはトライアルレッスンにお越しください。
トライアルレッスンでは、お体の状態を詳しくチェックし、お悩み改善のためプランを一人ひとりに合わせてご提案しています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」
