身体の仕組み

テレワークで気を付けたい骨の弱化

こんにちわ

東京では緊急事態宣言が2ヵ月近くにおよび、以前に比べると外出する時間が大きく減少した方が、ほとんどではないでしょうか?

テレワークで気を付けたいのが、運動量や活動量の減少と太陽光を浴びる時間が不足をすることで、骨が弱くなることですね

骨芽細胞と破骨細胞

私達の身体を支えてくれている骨は、「破骨細胞」という骨を破壊する細胞と「骨芽細胞」という、骨を新たに創る細胞が常に働き、日々骨を作り変えており、これを「骨代謝」と言います

ちなみに破骨細胞は、骨を砕くというよりは、古い骨を溶かしています

こうした細胞の作用により、成人でも1年で約20%の骨は生まれ変わり、3~5年で全身の骨が入れ替わりますが、栄養バランスが崩れた食生活をしていたり、運動量や活動量が少ない生活をおくっていると、この破骨細胞と骨芽細胞のバランスが崩れ、骨が弱くなることが考えられます

一般的に20~25歳くらいが骨密度のピークと言われ、ここまでに骨密度を如何に高めておくか?ということと、ピークを過ぎている方は、骨密度が落ちるペースをどれだけ遅らせられるか?が重要です

テレワークによる運動量の減少

今までは、会社やオフィスに行く為に、いわゆる「通勤」があり、自宅から駅までや、駅からオフィスまで自然と歩くことはもちろん、営業活動やランチ、会食などで歩く事も多かったかと思います

しかし、緊急事態宣言下では、家でのデスクワークが中心となり、飲食店も閉まっている為、意識をして身体を動かさない限り、1日の歩数や運動量が大きく減少しがちです

最近のスマートフォンは、自然と歩数をカウントしてくれていますので、ぜひ毎日の歩数をチェックしてみてください

緊急事態宣言前と現在でどれくらいの違いがあるでしょうか?

運動による骨への刺激

なぜ運動が大切なのか?というと、骨の長軸方向に物理的な刺激が加わることで、微量のマイナスの電流が骨の周りに発生します

それにより、プラスのカルシウムイオン(Ca⁺)が骨に吸着しやすくなり、骨が強化をされていきます

特に激しい運動をしなくても、お散歩をしたり、階段を登ったりといった運動だけでも、骨は強化をされていきます

環境の問題で外出が難しい場合は、四つ這いになって家中を雑巾がけをしてみたり、スクワットでも大丈夫ですので、ぜひ行えそうなものから始めてみてください

最近の研究では、骨への衝撃が加わらない生活を続けていると、骨細胞が「スクレロスチン」という物質を出し、骨を創る骨芽細胞の数を減らしてしまうことが分かっています

その為、テレワークにより運動量が減少をしてしまうと、骨粗しょう症のリスクが上昇する事が考えられます

太陽光と骨の生成を助けるビタミンD

テレワークによる危険性は運動不足だけではなく、日光を浴びる時間が減るという事も、骨に大きな影響を与えます

骨を創る栄養素というと、カルシウムをイメージされる方が多いかと思いますが、じつはビタミンDも重要な役割を担っています

例えば、活性型のビタミンDは、小腸でカルシウムが吸収されるを助けたり、血中のカルシウムが骨に沈着するのをサポートしたり、骨芽細胞を促進する働きなどを担っています

そして、太陽光(紫外線)を浴びることによって、皮下脂肪にあるビタミンDのもとになるコレステロールの一種から、ビタミンDが生成されます

紫外線には、UVAとUVBという種類がありますが、UVBは日焼けをもたらすだけではなく、ビタミンDを生成してくるんですね!ただ、このUVBはガラスなどは透過しにくいので、直接太陽光を浴びることが大切です

 

健康の観点から考えると、太陽の光が強いお昼ごろに、外をお散歩することが、骨への刺激という観点から考えても、ビタミンDという観点から考えてもおススメです

外に出るのが気になる方は、窓を開けて、太陽の光を直接浴びながら、スクワットを行ってみましょう!

ビタミンDは免疫力アップの効果もあるのでおススメです

 

 

 

 

ABOUT ME
小林俊夫
小林俊夫
imok株式会社(アイモック)代表取締役/猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」代表。  トレーナーとして活動をしながら2008年、2009年にアメリカへピラティスの研修を受けに行き、マスタートレーナーの認定を取得。その後、2010年に医療系国家資格を取得。  現在はスタジオの経営、メディアの監修及び出演、全国での研修及び講演、ピラティスリフォーマーの製造及び販売をしながら、姿勢&機能改善、パフォーマンスアップ専門のトレーナーとして、世界中に「I am OK You are OKな人」を増やす為に活動中。