ボディメイク

猫背とダイエット|猫背を矯正すると痩せるのか?

こんにちわ

猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」代表の小林俊夫です

本日は、猫背を改善する事で得られる効果について、誤解されている事をお話していきたいと思います

猫背を治すと痩せるのか?

よく猫背矯正などについて書かれているサイトを見ていると、猫背を改善すると痩せやすくなるなどの記載を目にする事がありますが、猫背を改善したからといって、痩せる訳ではありません

もちろん、姿勢や骨格が整う事で、見た目の引き締めなどは起こりますので、痩せた様に見えることはありますが、体重や体脂肪が落ちやすくなる訳では無いということですね!

数字で考える痩せると太る

数字で冷静に考えると分かりますが、例えば、姿勢が良い状態と悪い状態での筋活動を筋電図などを使って調べたとして、姿勢が良い状態の方が筋肉がたくさん使われているので、姿勢をよくすると痩せやすくなるみたいに書かれていたとします

しかし、姿勢が悪い状態よりも、良い状態の方が筋肉がたくさん使われていたとして、それによってエネルギーの消費がどれくらい変わるのでしょうか?

仮に5Kcalでも多く使われていれば、姿勢が良い方がエネルギー消費が多い!みたいに書かれたりしますが、たった5Kcalのエネルギーが多く消費された所で、大きな差は無い訳ですよね

また、もし姿勢が良くなることで1日数10Kaclの消費が増えたとしても、チョコチップクッキーをたったの1枚食べただけで、プラス50~80Kaclになりますので、あっという間に帳消しになるか、むしろ増加に転じます

目的に合わせて最適な手段を選択

もちろん、猫背を矯正する事で得られるメリットはたくさんありますが、姿勢が良くなったからと言って、消費カロリーが大幅に増えて、痩せやすくなる訳では無いということですね

何をお伝えしたいか?というと、体重を落とす、体脂肪を減らすことが1番の目的の場合、姿勢を改善する事というのは、最も効果的な手段ではないということなんです

それと同時に、以下の様な誤解をお持ちの方も多かったりします

痩せる=キレイになる or スタイルが良くなる

痩せたからといって、自然とスタイルが良くなる訳でもありません

その為、スタイルを良くしたり、いわゆるキレイになることが目的の場合、以下の組み合わせが必要になります

姿勢の改善×ボディメイクトレーニング×有酸素運動×食事の改善

例えば、姿勢が整ったからといって、お尻に適切な筋肉が付いていなければ、ヒップから脚にかけてのラインがキレイには見えませんので、姿勢の改善を行うだけではなく、ヒップアップのトレーニングや、内ももを引き締めるトレーニングなど、ボディメイクの為のトレーニングが必要になります

更に言えば、姿勢が整い、ヒップやもも周りをはじめとした各パーツに適切な筋肉が付いていたとしても、その上に大量の脂肪が付いてしまっていては、多くの方が望む様なスタイルにはなりません

その為、余計な体脂肪を燃焼させる為に、定期的に有酸素運動を行ったり、食事の量のコントロールや食べるもの、食べるタイミングなどのコントロールなども必要になってきます

上記の様な考え方が根底にあるので、「きゃっとばっく」では、体験レッスンでのカウンセリングや姿勢や動きの分析を通して、お客様が叶えたいものが何か?というゴールの共有と、現在地の確認を行わせて頂くと共に、猫背改善のコースとは別に、姿勢を整えながらボディメイクも行っていくボディメイクコースもご用意し、最適なプランをご提案させて頂きます

 

 

ABOUT ME
小林俊夫
imok株式会社(アイモック)代表取締役/猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」代表。  トレーナーとして活動をしながら2008年、2009年にアメリカへピラティスの研修を受けに行き、マスタートレーナーの認定を取得。その後、2010年に医療系国家資格を取得。  現在はスタジオの経営、メディアの監修及び出演、全国での研修及び講演、ピラティスリフォーマーの製造及び販売をしながら、姿勢&機能改善、パフォーマンスアップ専門のトレーナーとして、世界中に「I am OK You are OKな人」を増やす為に活動中。